
金沢では最低気温が氷点下5.1℃と26年ぶりに氷点下5℃を下回った。県内では午前9時までの24時間でスリップ事故が93件発生。男性2人が転倒して重軽傷を負っている。水道管の凍結は15件、破裂が1件。JRや空の便にも運休や欠航などが出ている。
この冬一番の寒気の影響で石川県・金沢では26年ぶりに最低気温が氷点下5℃を下回るなど、各地の気温は軒並み氷点下となっている。
各地の25日の最低気温は、輪島市三井で氷点下8.1℃、金沢で氷点下5.1℃となり、金沢では26年ぶりに氷点下5℃を下回った。
県内では25日午前9時までの24時間で、スリップ事故が93件発生。
また、金沢市では、凍結により、男性2人が転倒して重軽傷を負っている。
そして、水道管の凍結が15件、破裂が1件、発生している。
金沢市企業局では、水道管は凍結した氷が解ける際に破裂することが多く、破裂した場合は、水道メーターの止水バルブを閉めるよう呼びかけている。
一方、交通機関への影響も続いている。
JRによると、北陸線の特急では、サンダーバードとしらさぎが始発から昼頃まで合わせて33本が運休。普通列車も9本が運転を取り止めた。
利用者「きのう夕方から帰るつもりだったんですけど、夕方からもう電車が止まっちゃったので」「最悪は新幹線の東京経由で名古屋まで帰ろうと思います」
小松空港発着の空の便では、25日は正午時点で23便が欠航。のと里山空港では午前中の2便が欠航となっている。