「議会として態度を示すべき」市議会最大会派が田尻市議に対する辞職勧告決議案を議会に提出へ

「議会として態度を示すべき」市議会最大会派が田尻市議に対する辞職勧告決議案を議会に提出へ

  • RKK熊本放送
  • 更新日:2023/11/21

公職選挙法違反の罪に問われている熊本市議会議員の田尻善裕(たじり よしひろ)議員(60)について、最大会派の自民熊本市議団が、市議会に辞職勧告決議案を提出する方針を固めたことがわかりました。

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田尻市議は、今年4月の熊本市議選で、自身への投票を呼びかける違法な文書を高校の同級生に配ったとして、公職選挙法違反の罪に問われています。

先月の熊本地方裁判所の判決では、罰金と公民権停止5年の有罪判決が言い渡され、田尻市議は、内容を不服として控訴しています。

このような中、市議会最大会派の自民熊本市議団・坂田誠二(さかた せいじ)団長(73)は、RKKの取材に「1審で有罪判決が出ていて、議会として態度を示すべきだ」と話し、会派として市議会に田尻市議への辞職勧告決議案を提出する方針であることを明らかにしました。

22日の議会運営委員会でこの意向を表明する考えで、提出されれば、市議会第3勢力の「市民連合」と「公明党市議団」も歩調を合わせる方針です。

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