
給食を食べて食物アレルギー症状を発症 男児1名が一時入院≪新潟≫
魚沼市の小学校が、食物アレルギーを起こす物質を含んだ給食を提供し、男子児童1名がアレルギー症状を発症し一時入院しました。
魚沼市の発表によりますと、小出小学校で5月24日、昼休みに遊んでいた男子児童1名が、体調不良を訴えたため救急車で病院に搬送されました。
この児童には乳製品など何種類かの食物アレルギーがあり、学校で食材を調べたところ、この日のメニューに使われた加工品(シチューのルウ)に「乳」の成分が含まれていたことが分かりました。
児童は翌日退院し自宅療養しているということです。
市によりますと、この加工品は以前も献立の候補になり、発注前に「乳」の成分が入っているのが分かったため、別の加工品に変更していましたが、今年度配属された栄養教職員が、当時の記録を見て、この加工品が提供されたと勘違いしたということです。
魚沼市では原材料の確認を徹底し再発防止に取り組むとしています。