大阪・関西万博の会場まで来場者を運ぶ方法についての協議会が開かれ、新たに船を活用する海からのルートが盛り込まれました。
2025年に開催される大阪・関西万博には、およそ2820万人の来場が見込まれています。
26日、会場までの来場客の輸送方法を話し合う協議会が開かれ、輸送計画に船を活用し海を経由する方法が新たに盛り込まれました。
大阪・中之島やユニバーサル・スタジオ・ジャパン、さらに神戸や淡路島など12カ所の候補から絞り込むということです。
【万博来場者輸送対策協議会 内田敬議長】
「夢洲の会場の中だけが万博ではございませんので、大川であったりとか大阪市内の東横堀川であったりとか、関西の魅力を体験していただけるいい機会」
一方、船の事業者からは「採算が取れない」との意見が多く、旅行商品に組み込む形に限定されそうで、大量輸送は望めないとしています。