安価だけどメイン機として十分使える5Gスマホ「TCL 10 5G」

安価だけどメイン機として十分使える5Gスマホ「TCL 10 5G」

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  • 更新日:2021/01/14

低コストで5G対応 ゲームもカメラもそこそこいける「TCL 10 5G」

5G対応のスマートフォンはハイエンドモデルに注目があつまるが、ミッドレンジやローエンドモデルにも5G対応モデルが登場してきている。今回ピックアップする「TCL 10 5G」も直販価格で3万9800円と、低コストで入手できる5Gスマホだ。

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5G対応のミッドレンジスマホ「TCL 10 5G」

ディスプレーは6.53型(1080×2340ドット)のLTPS液晶パネルを採用。ナローベゼルでパンチホールタイプのインカメラとなっているため、画面占有率は91%となっており、使ってみるとかなり大型のディスプレーを搭載したスマートフォンという印象だ。

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6.53型の液晶ディスプレーを搭載

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ナローベゼルで画面占有率は91%

さらに「HDR10」にも対応し、通常のSDR動画もHDRレベルにコントラストや色合いを調整する機能を搭載。実際に動画コンテンツなどを見てみると、シャープでくっきりとした映像となっている。ちなみにTCL 10 5GはNetflixのHDR10対応デバイスなので、Netflixのヘビーユーザーにもピッタリだ。

本体デザインは全体的に丸みを帯びたフォルムで、サイズは約76.6×163.5×9.1mm。液晶モデルということもあり、数値的には厚みがあるが、持ってみると丸みのあるデザインで持ちやすい。ただし本体重量は約210gでズシリと重さを感じる。

本体右側面には音量ボタンと電源ボタン、上部にはイヤホンジャック、下部にはType-Cポートを配置。本体左側面にはSIM・microSDをセットするスロットのほか、TCL独自のスマートキーが用意されている。

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イヤホンジャックも用意されている

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右側面の音量ボタンと電源ボタン

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USBはType-C

スマートキーは設定から機能の割り当てが可能。1回押しの「シングルプレス」、2回押しの「ダブルプレス」、そして「長押し」と3つの動作それぞれに割り当てが可能。カメラの起動といった動作が割り当てられるが、カメラアプリだけでも、「フロントカメラの起動」、「カメラ・プロモードの起動」など11種類も用意されており、ユーザーの使い方に合わせて細かな設定が可能だ。

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本体左側面にあるスマートキー

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スマートキーに割り当てられる機能も豊富

SIM/microSDのスロットは、ピンで押し出すトレー式。SIMとmicroSDそれぞれセットするスペースが用意されているが、端末自体はシングルSIM使用となっている。5G通信機能はサブ6のn77/78の2バンドに対応。5G対応のSIMフリースマートフォンにはよくある仕様だが、ドコモのn79(4.5GHz帯)には非対応のため、ドコモSIMで運用する場合には注意が必要だ。

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SIMとmicroSDはそれぞれひとつずつセットできる

mineoのソフトバンク回線を使った5G対応SIMでテストしてみたところ、5Gエリアではアンテナピクトは5G表示になっていた。

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mineoのソフトバンク5G対応SIMでスピードテストを実施した結果

望遠はないがマクロはある このクラスで4眼カメラを搭載

カメラは4眼仕様で、本体背面上部に横一列に配置されている。左から超広角(約800万画素/F2.2)、マクロ(約500万画素/F2.2)、深度(約200万画素/F2.4 )、メイン(約6400万画素/F1.89)となっており、カメラを挟むようにストロボ用のLEDがふたつ配置されている。インカメラは約1600万画素/F2.2というスペックだ。

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横一列に並んだ4眼カメラ

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カメラの出っ張りはあまりなく、レンズ部分で約10mmの厚さ

以下はTCL 10 5Gのカメラで撮影した作例。望遠カメラがなく超広角も約800万画素とあまり解像度が高くないため、ハイエンドのスマートフォンと比べるとやや画質はおちるが、メインカメラで撮影するぶんには問題なし。マクロレンズで寄った写真や映像も撮れるという、ハイエンドモデルではあまり見ない特徴も◎だ。

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自動で撮影。拡大すると精細感はないものの十分きれい

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デジタルズームの最大10倍で撮影

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やや暗めの店内でもしっかりとコントラストのある仕上がりになっている

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料理の周りなど自然なボケ具合になっている

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三脚で固定して「スーパーナイト」で撮影

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インカメラで背景をぼかしたが、やや不自然さがある

プロセッサーはSnapdragon 765G。800番台のハイエンドではないが、メモリーは6GBとなっており、普段使いには十分以上のパフォーマンスが期待できる。実際に各種ベンチマークアプリでも下記の計測結果となっており、税込で3万9800円という価格を考えれば、コストパフォーマンスは高いと言える。

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AnTuTu Benchmarkでの計測結果

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Geekbench 5での計測結果

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3DMarkでの計測結果

バッテリーは4500mAhと、最近のスマートフォンとしてはまずまずの容量。ただしディスプレーが6.53型と大きいので、パネルが液晶ということを考えると、長時間ディスプレーをオンにさせておくような使い方だとバッテリー消費は多そう。このあたりは有機ELパネル搭載モデルに軍配があがる。実際しばらく使った印象では、バッテリー残量で困るというケースはなかったので、一般的な使い方なら1日以上は十分使えるはずだ。

またシングルスピーカーのため、本体での音楽再生はやや物足りない。とはいえイヤホンジャックを装備しており、Bluetoothでの接続も可能。動画コンテンツやゲームをプレイする際には、イヤホンやヘッドホンを使えば問題ない。さらにBluetoothは最大4台まで同時接続が可能。カップルで映画を観たり、友だちどうしでゲームをする際に重宝する機能を装備しているのはおもしろい。

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スピーカーはシングルとなっている

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Super Bluetoothで複数台のオーディオデバイスが登録できる

メイン端末として十分使えるポテンシャルがあるので、5Gを体験したいけどコストは抑えたいというユーザーにピッタリのモデルに「TCL 10 5G」は仕上がっている。

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TCL

中山 智 編集●ASCII

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