10月1日から消費税の「インボイス制度」が始まるのを前に19日、長崎市で事業者らを対象とした説明会が開かれました。
長崎税務署で開かれた説明会には、事業主や企業の経理担当者など、16人が参加しました。
参加者
「ちょっと不安と疑問が大きくて。何もわからずに…」
「インボイス」とは材料や製品の仕入れ・購入の際に事業者間で発行される消費税率や税額が記載された請求書などのことで、10月1日から「インボイス制度」が開始されると、税金の控除や還付を受ける際に必要となります。
19日は税務署の職員が消費税の申告・納付の仕組みを説明した上で、現在、消費税が免除されている年間売上1000万円以下の事業者の場合、インボイス発行のための登録を行うと納税義務が生じることや、売上先が課税事業者かどうかなどによって登録を判断する必要があることなどが説明されました。
説明会はあす佐世保市でも開かれることになっています。