
井上尚弥、スーパーバンタムに対応した体を構築中だ。写真は22年6月のドネア戦
元WBA世界ライトフライ級王者の京口紘人が“モンスター”井上尚弥(29=大橋)と新年会として食事をし、そのときの秘話を自身のYouTubeで24日公開した。
バンタム(53.52kg)からスーパーバンタム(55.34kg)に階級を上げ現在WBO1位にランクされる井上だが、報道ではWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と対戦合意したと報じられる。
京口は井上とフルトンの話に及んだことに触れ「(井上は)やっぱりフルトンはでかい、と言っていた」と語った。
続けて「フルトンは身長は168cmあって、リーチが179cmらしいんですよ。井上尚弥が身長164cmくらいのリーチは172cm、一回り二回り大きい中で、サイズのことはやっぱ気にしてますね。だからやっぱ体作らなあかんって言ってましたね。フィジカル面とかね」と語る。
井上は相手を過大評価し対策を立てて練習に打ち込むと、常々語っているが、もうそのモードなのかもしれない。

フルトンの計量時のボディ(フルトンInstagramより)
話の中で京口は井上に衝撃を受けた一言を語る「“俺さ、バンタム級4団体統一したけどさ、自信持てないんだよね、スーパーバンタムで4団体統一できれば、なんか多分自信持てると思うんだよね”と、こいつ、何言ってんだと。自信持ててないらしいんですよ。良い意味でだと思うんですけどね。今のこの結果に対し慢心することなく、スーパーバンタムで4団体獲って初めて胸張れるって。何もんやコイツ」と驚くと同時に、世界で2階級を獲った自分が「恥ずかしくなった」とも。さらに「これだけやったのに自信持ててないというのが衝撃だった。怖くなった」と語った。

フルトンの背筋(フルトンInstagramより)
さらに井上のネリやカシメロに対する評価、井上の性格やプライベートのエピソードにも触れている。
コメントでは「井上尚弥を1番過小評価してるのが井上尚弥本人という恐ろしさ」「1つ取るのも凄いのに、4つ取っても自信ないのか」「京口もこれからだぞ!今年の3階級制覇期待してます」との声も並んだ。京口は動画の中で、統一戦(寺地戦)で敗れ、階級を上げてチャレンジとの言葉もあった。京口の再起戦にも期待だ。
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【フォト&動画】井上とフルトンのマッスルボディ、京口が語る動画も
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