Xbox最高責任者、「ベセスダ新作をPS5向けに売らなくても75億ドルは回収できる」と発言

Xbox最高責任者、「ベセスダ新作をPS5向けに売らなくても75億ドルは回収できる」と発言

  • Engadget
  • 更新日:2020/10/18
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Microsoft

米マイクロソフトがベセスダ・ソフトワークスの親会社ZeniMax Mediaを75億ドルで買収したことで、ベセスダ・ゲームスタジオ開発のゲームが今後どうなるかが注目を集めています。すでにコンソール(ゲーム専用機)版としてはPlayStation時限独占と発表済みの「DEATHLOOP」などは既存の契約を尊重するとの公式見解が発表されていますが、それ以外の新作タイトルについては「XboxとPC専用タイトルになるのではないか」との懸念が囁かれています。

これにつきXboxゲーム事業トップのフィル・スペンサー氏が「PSプラットフォームへの新作ソフト供給なしに75億ドルもの投資を回収できるのか?」との質問に対して「はい」と答えたことが報じられています。

以前スペンサー氏は、MSが今後数か月のうちにXboxコンソールおよびPCのXbox Game Passに多数のベセスダ新作タイトルを追加すると発言。その一方で、他社コンソールでのリリースは「ケースバイケース」で対応する予定だとも述べていました。

さて今回のスペンサー発言は、米メディアKotakuのインタビューに応えたもの。『The Elder Scrolls Ⅵ』をPS向けに売らなくても75億ドルの投資を回収できるのか? との質問に対して「はい」と即答したとのことです。

それに続けて「今回の契約は他のプラットフォームのプレイヤーからゲームを奪うために行われたものではありません。私たちはより多くの人がゲームをプレイできるようにしたいのであって、減らしたいと望んでいるわけではない」と述べ、あくまでKotakuの回答に答える「はい」に過ぎないこと、買収がPS5向けにベセスダ新作をせき止めることが目的ではないと示唆しています。

その一方で「我々が擁しているデバイスにはxCloudやPC、ゲームパス、コンソールベースがあることを考えると、それ以外のプラットフォームでゲームを出荷する必要は商業的にはありません。それが何を意味するにしろ」との趣旨を述べており、少なくともお金のためにPS4向けベセスダ新作を供給する必要はない、生殺与奪はMSが握っていると匂わせているもようです。

MSはMojang買収後もMinecraftを他のコンソール向けに発売およびアップデートを続けており、今後Falloutの新作がマルチプラットフォーム展開したとしても不思議ではありません。かたや上記のようにタイトルごとに「ケースバイケース」との発言からは、もしも競争する上で必要とあらば自社プラットフォーム独占も辞さない意図も憶測できます。

またKotakuは、たとえマルチプラットフォームにしたとしても、MS陣営が優位に立てる可能性を指摘しています。たとえばPS5向けのベセスダ関連タイトルはフルプライスで販売する一方で、Xboxでは月10ドルのゲームパス契約の一部として、大幅な割引価格で提供するといった具合です。

PS陣営の『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』のような「このプラットフォームでしか遊べない」ほどの誘因力は望めないにせよ、今後コンソール向けのベセスダ新作はXbox時限独占あるいは無料ないし大幅な割引価格にして戦略的な活用がされていくのかもしれません。

Source:Kotaku

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