前橋育英MF徳永涼が初のU-18代表合宿で実感した新たなレベル...「基準はもう本当に世界」

前橋育英MF徳永涼が初のU-18代表合宿で実感した新たなレベル...「基準はもう本当に世界」

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  • 更新日:2022/06/23
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U-18日本代表に選ばれたMF徳永涼(写真=多田哲平)

前橋育英の伝統ある14番を背負うMF徳永涼(3年)は、千葉県内でのトレーニングキャンプに臨んだU-18日本代表候補に初選出された。

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キャンプ最終日の韓国大学選抜との練習試合(45分×2本)では、巧みなゲームコントロールで1-0の勝利に貢献。フル出場した1本目はボランチで、23分までピッチに立った2本目はインサイドハーフで、積極的にスペースに顔を出してはパスを捌き、時にはスライディングでボールを奪ってカウンターの芽を摘んだ。

特に、攻撃のリズムを生む、その技術と戦術眼はハイレベル。「日本を背負っている自覚を持って、絶対に負けてはいけないという気持ちで臨んだ。相手が外国人だろうと、相手を見てサッカーすることはできるので、そういうところで優位に持っていけたかなと」と、徳永は手応えをもって試合を振り返る。

徳永にとっては、今回が初の代表活動だった。今年3月のJヴィレッジカップではU-17高校選抜に選出されたものの、世代別代表に選ばれたことはこれまでなかった。ただ、3月のU-17高校選抜が解散したあとも、年代別代表に照準を合わせてきたとあって、今回U-18日本代表候補に選ばれても「嬉しかったですけど、感情的になることなかった」という。

「ずっと準備してきたので、嬉しさというよりはすぐ先を見ていた感じです」

そして念願の代表合宿は、小さくない刺激になった。

「パススピードはこれが当たり前なんだなと認識できた。でも、このレベルでもボールを失わない力や、縦パスをつけたり、ゲームを作ったりするところは通用したので自信になりました」

なにより大きかったのは、”対世界”を意識できたことだ。

「世界を見て取り組むというところで、自分はまだまだだなと。基準はもう本当に世界。ひとつのパスでも、ただ通すだけではなく、世界基準でのスピードや質にこだわって自分のプレーを選択していくところは収穫でした」

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前橋育英では腕章を託される(写真=古部亮)

世界への意識を強めたきっかけは、ミーティング中に見せられた映像だったという。そこには、つい11日前までフランスで行われていた第48回モーリスレベロトーナメントを戦うU-19日本代表が映っていた。

5、6位決定戦でアルゼンチンに粘りながらも2-3で競り負け、大会通算1勝1分2敗と世界の厳しさを味わった、ひとつ上(あるいは同年齢)の選手の姿を見て、徳永は世界との距離を痛感したという。

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「自分で経験するのが一番早いと思うんですけど、映像を見せてもらって実感できました。自分たちはこのままでは世界には勝てないと」

世界で戦うために必要なのが、プラスアルファの武器だ。

「攻撃の面でもう1個前に入っていくところが課題です。自分以上にゲームを読む力がある選手がいた時に自分が外されてしまったらもったいないので、(ボランチでコンビを)組む相手によって自分はどっちもできるところを示せるようにしたい。

ドリブルで1個入っていけたり、決定的なパスが出せたり、そして自分でも点が取れるような選手になるために、ずっと取り組んできています。プレミアリーグを通して確実に良くなっていっていて、自分のパスで得点やチャンスが本当に増えてきています。そこが強みになるまで突き詰めたい」

”世界基準”を実感したMFは、ここからさらに飛躍的な成長を遂げそうだ。「代表にずっと選ばれ続ける選手、代表に必要とされる選手になる」と意気込んでいる。

(文・写真=多田哲平)

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