『ワンピース』作者「尾田っち」が動揺した鋭すぎる質問 「数字の法則」「牛と虎の理由」

『ワンピース』作者「尾田っち」が動揺した鋭すぎる質問 「数字の法則」「牛と虎の理由」

  • マグミクス
  • 更新日:2022/01/19
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ロジャーとレイリーの「赤ん坊」に関する発言に対し鋭い質問が来た『ONE PIECE』第99巻(集英社)

しらばっくれた意味を深読みしてしまうのもファン心理

大人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(著:尾田栄一郎)単行本の名物コーナー「SBS」。一体なんの略かというと「(S)質問を(B)募集(S)するのだ」であり、早い話が質問コーナーです。「尾田っち」こと尾田先生と読者との軽妙なやりとりが楽しめる、読み応えたっぷりの企画となっています。さて、このSBS、基本的にはちょっとアレな質問の百鬼夜行です。「ゴム人間であるルフィの局部は伸びるのか?」など「ハンコックの3サイズを教えてくれ」といった奇特な質問に対し、尾田先生が独特のノリで応酬します。

【動画】「赤ん坊なんて久しぶりだな!!」への鋭い質問も収録された『ONE PIECE』第99巻の特別映像

しかし「SBS」に寄せられるのは、上記のようなふざけたものばかりではありません。尾田先生が時に真摯に読者の悩みに答えたり、またそこで初出しの情報もあったりするので油断ならないのです。この記事では、そんな「SBS」に寄せられた質問のなかから、尾田先生がなぜかしらばっくれた、鋭すぎる質問を紹介します(以下、尾田先生をSBSに倣い「尾田っち」と呼ばせていただきます)。

●「ロジャーとレイリーが赤ん坊なんて久しぶり」の真意は?

尾田っちの小気味の良いしらばっくれぶりを堪能できるのが、比較的最近の99巻で飛び出した質問です。ロジャーとレイリーがモモの助と日和を抱きながら、「赤ん坊なんて久しぶりだな!!」と発言したことに対し、「一体彼らは『いつ』『誰の』子供を昔、抱っこしたというのか?」という質問でした。

これに対し尾田っちは「え?言ってました?そんなこと…。」と口笛混じりに大いにしらばっくれているのですが、これもまた伏線なのか、はたまた伏線と思わせての裏切りなのか……勝手にその真意を読み取ろうとしてしまうのもまた「SBS」の楽しいところです。

●「大将を牛と虎にした理由」に関する質問には完全に動揺

続いても、尾田っちが実にナイスなしらばっくれを決め込んだ質問です。76巻のSBSに投稿された「新しい大将を牛と虎にした理由は、方位でいうところの鬼門(=海賊)に近しい存在だから?」という図解まで用意された質問が勢いよく尾田っちにぶっ刺さると、「え?動揺?(冷汗)し…してませんけど?」とすっとぼけ。「正解とも不正解とも言ってませんからね!ぼくは!(冷汗)」と、なかばその裏設定を認めるような口ぶりではありましたが、最後まで見事なしらばっくれぶりでした。

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もはや伝説?麦わらの一味の悪魔の実に関する「法則」の質問が話題を呼んだ『ONE PIECE』第59巻(集英社)

「悪魔の実の法則」の質問に尾田っちもタジタジ

●激論を巻き起こした「数字の法則」の質問と超絶しらばっくれ!

59巻のSBSに投稿された質問は、『ONE PIECE』ファンに大きな衝撃を与えました。麦わらの一味の仲間が食べた悪魔の実は「ゴムゴム(5656)」「ヒトヒト(110110)」「ハナハナ(8787)」「ヨミヨミ(4343)」と、全て数字に置き換えることができ、最後は「ニキュニキュ(2929)の実」を食べたバーソロミュー・くまが仲間入りするのではないか……という鋭すぎる質問がきたのです。

もはや偶然とは言い難いこの「数字の法則」に対し、気になる尾田っちの回答はというと……「なに??っ!!いやーびっくりしました!どういう意味で驚いたかって!?ノーコメント???????!!!次っ!!」とはぐらかすどころか、堂々の「ノーコメント」宣言。これがまた大きな波紋を生んだのです。

2010年の59巻発売から、2022年現在まで物語は大きく動き、『ONE PIECE』本編ではバーソロミュー・くまが仲間入りすることはありませんでしたが、「錦えもんが『フクフク(2929)の実』の能力者であることから仲間入りするのでは?」、または「フランキーがニキュニキュの実を受け継ぐ」なんて説も飛び交っています。「数字の法則」の質問は、未だにファンをワクワクさせっぱなしです。

呼称を尾田先生に戻します。「SBS」は尾田先生と読者が直接交流できる、貴重な場です。こっそり尾田先生が忍ばせていた「読み込み要素」に気づいた読者からの報告には尾田先生も喜び、また読者からの心底くだらない無茶ブリにも全力で応じます。本編ではシリアスな展開なのに、その合間にとんでもない下ネタ質問がぶちこまれるなんてこともよくある話。

尾田先生のサービス精神が隙間なく埋め込まれているからこそ、連載を追っていても単行本が待ち遠しいのです。また、『ONE PIECE』の物語も佳境ということで、あの時しらばっくれた理由がわかる日も近いかもしれません。なお、ルフィの股間は伸びるとのことです。

(片野)

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