「『VOGUE』誌の基準を遥かに下回る」「無礼だ」カマラ・ハリスの表紙に批判殺到

「『VOGUE』誌の基準を遥かに下回る」「無礼だ」カマラ・ハリスの表紙に批判殺到

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  • 更新日:2021/01/13
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米版『VOGUE』2月号の表紙を飾った米次期副大統領カマラ・ハリス(56)の写真が、物議を醸している。歴史あるファッション誌の表紙でスニーカー姿のハリス氏の写真を起用したことについて、SNSでは「ひどい写真」という批判が殺到したほか、ハリス氏の肌を「白く見せようとしている」といった声や「白人特権だ」とのコメントが相次いだ。

現地時間10日、米版『VOGUE』の公式Instagramが米次期副大統領カマラ・ハリスを起用した2月号の表紙写真を公開した。ダークカラーのジャケットとズボンにコンバースのスニーカーを履いたハリス氏が、グリーンの壁紙の上から流れるピンクのサテン布の上に立ち、優しい笑顔を見せているショットだ。

ハリス氏はキャンペーン中、ジーンズにスニーカーというカジュアルな装いで登場したことが話題になった。しかし『VOGUE』が表紙にカジュアルな装いを起用したことについて、SNSでは「ひどい写真だ。VOGUE誌の基準を遥かに下回っている」「当日の朝に急いで仕上げた宿題みたいで、無礼だ」などといった批判が殺到した。さらにジャマイカ人の父とインド人の母を持つハリス氏の肌を「白く見せようとしている」とのコメントも相次いだ。

米版『VOGUE』2月号では、この写真はハリス氏がハワード大学在学中に所属した社交クラブ「アルファ・カッパ・アルファ(AKA)」へのトリビュートであると説明している。AKAは1908年に設立した歴史上初のアフリカ系米国人によるクラブだ。写真撮影ではクラブの公式カラーであるサーモンピンクとアップルグリーンを背景に使用したという。

ハリス氏の写真は、アフリカ系米国人の男性写真家タイラー・ミッチェル氏(Tyler Mitchell、25)が撮影した。ミッチェル氏は2018年に米版『VOGUE』の表紙を飾ったビヨンセを撮影しており、同誌史上初の黒人写真家として注目を集めた。昨年11月には男性初の単独モデルとなったハリー・スタイルズの表紙写真を撮影、ドレス姿のジェンダーレスな写真が大きな話題になった。

同誌のInstagramは同日、もう1枚のカバー写真を公開している。金色のカーテンと金色のテーブルクロスが敷かれた机をバックに「マイケル・コース(Michael Kors)」のパウダーブルーのスーツを着たハリス氏が、腕を組んで立っている姿だ。『CNN』の情報筋によれば、ハリス氏のチームは当初このスーツ姿が表紙に採用されると思っていたそうだ。同誌の紙版は12月中旬に印刷されたものの、チームは表紙を変更するよう求めたという。なお同誌のデジタル版では、両方の写真が掲載されている。

『WWD』によると、『VOGUE』の広報担当者は「ヴォーグのチームは写真を気に入っています。よりカジュアルな姿はハリス氏の親しみやすい本来の姿を捉えたものであり、バイデンとハリス政権の特徴のひとつであると感じています」と話したという。

画像は『Kamala Harris 2020年11月3日付Instagram「Your vote is your voice, and your voice is your power.」』『Vogue 2021年1月10日付Instagram「Vice President-elect @kamalaharris is our February cover star!」「“I always say this: I may be the first to do many things—make sure I’m not the last,” says Vice President-elect @kamalaharris.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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