国が去年の「行政指導」文書を公開 知床沖の観光船沈没...繰り返された事故 「反省」生かされず

国が去年の「行政指導」文書を公開 知床沖の観光船沈没...繰り返された事故 「反省」生かされず

  • HBCニュース
  • 更新日:2022/05/21
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知床の観光船沈没事故について13日、総理が明言しました。

岸田文雄総理(13日午前、衆議院内閣委員会)
「行政指導文書、そして事業者から提出された改善報告書。これにつきましては個人情報に配慮しつつ、本日中に開示する予定である」

去年「KAZU Ⅰ(カズワン)」の運航会社知床遊覧船に対して行った、国の行政指導の文書を開示したのです。

「KAZU Ⅰ」は去年5月と6月、立て続けに事故を起こし、北海道運輸局から事故の再発防止のため行政指導を受けました。
北海道運輸局は「安全管理規定に関する理解が不十分だった」と指摘。10項目の是正措置を求めました。知床遊覧船は改善報告書でこう強調します。

改善報告書の記述
「航行継続の中止を含む適切な措置を躊躇なく講じるよう明確な指示を与え、安全確保を最優先する意識の定着を図る」

さらに、事故を防止するため運航管理者に定時連絡を確実に行うこと。
事故が起きた際、運航管理者が必要な措置を講じられる体制をつくるなどの安全対策を掲げました。

去年7月に開かれた安全管理規定の内容を確認する会議には、桂田精一社長や豊田船長も参加したとしています。

しかし今回、豊田船長は、強風と波浪の注意報が出ていたにもかかわらず出航を判断。事故の再発を防ぐための行政指導は生かされなかった格好です。

5月13日(金)「今日ドキッ!」午後6時台

HBC北海道放送

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