【ヤクルト】担当記者が村上宗隆に感じた違和感 じっくり勝負に挑まず初球打ちで簡単にアウト

【ヤクルト】担当記者が村上宗隆に感じた違和感 じっくり勝負に挑まず初球打ちで簡単にアウト

  • スポーツ報知
  • 更新日:2022/09/23
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◆JERAセ・リーグ ヤクルト0―3中日(22日・神宮)

ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が22日、中日戦(神宮)に「4番・三塁」でフル出場し4打数無安打。王貞治(巨人)の日本選手最多55本塁打に並んでから6試合27打席ノーアーチに終わり、新記録は持ち越しとなった。チームは1安打で零封負けを喫し、優勝マジックは4のままで、最短Vは24日に。村上に一発が出ない苦しい状況を、ヤクルト担当・森下知玲記者が「見た」。

“村神様”も重圧を感じているのかもしれない。55本で並んでいる王の日本選手最多記録を塗り替える、シーズン56号に王手をかけながら本塁打はなく、6試合、27打席連続ノーアーチとなった。今季最長の4月6~19日の10試合連続、46打席連続ノーアーチまではいかないが、一発が遠い。

本拠の神宮は2万9082人の観衆で埋まり、満員御礼。テレビの情報番組でも連日、特集が組まれるなど“国民的関心事”となり、周囲の期待をひしひしと感じる日々だろう。普段から「一打席一打席切り替えていく」と話すように、この日も報道陣に笑顔で頭を下げながら、球場入り。表情や態度には、焦りや不安は微塵(みじん)も出さなかったが、試合では違和感を覚える場面があった。

今季2本塁打を放っている高橋宏に空振り三振、見逃し三振、左飛に打ち取られ、迎えた9回2死一塁の第4打席はR・マルティネスと対戦。走者を置いた場面はいつもにも増して闘志に火がつく状況で、客席のボルテージも最高潮。ファンも選手も、固唾(かたず)をのんで見守った初球だった。外角低めの直球を振り抜くも、二ゴロでゲームセット。甘い球を積極的に振りにいったのかもしれないが、じっくり勝負に挑むのではとも思っていたので、初球打ちで簡単にアウトになったのは意外だった。四死球なしは10試合ぶり。相手が真っ向勝負に来ても仕留めきれなかった。

打率は2厘下がって3割2分8厘。リーグ2位の中日・大島が2安打2四球で3割2分とし、8厘差まで迫ってきて、令和初&史上最年少の3冠王も危うくなってきた。もがく姿を見守る高津監督は「チームの4番。堂々とグラウンドに立って、フルスイングしてくれたらそれでいい。ベンチではよく声を出しているし、しんどいかどうかは本人じゃないから分からないけど」と変わらぬ信頼を口にした。

4番に責任を感じさせないためにも、味方打線がカバーしたかったが、ドラ1左腕・山下のプロ初安打のみで零敗。残りは9試合となり、優勝マジックは4のままで、最短Vは24日。主砲の一発が待ち遠しい。(ヤクルト担当・森下 知玲)

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