イラク駐留米軍に攻撃、米軍機の反撃で親イラン組織戦闘員殺害

  • ロイター
  • 更新日:2023/11/22

Timour Azhari

[バグダッド 21日 ロイター] - 米当局者は、イラク西部のアサド空軍基地に駐留する米軍が21日に攻撃を受け、米軍は防衛のため軍用機で反撃し、親イラン組織の複数の戦闘員を殺害したと明らかにした。

空港は短距離弾頭ミサイルによる攻撃を受け、8人が負傷し、インフラが軽度の損傷を受けたという。

米国防総省のシン報道官によると、米軍は既に上空を飛行していたAC130攻撃機で対応し、攻撃に関与した親イラン組織の武装車両と複数の戦闘員を撃破した。

イラクの駐留米軍に対する無人機(ドローン)やミサイルの攻撃がこのところ相次いでいるが、報復措置が公表されたのはこれが初めて。ただ、同報道官はこれまで非公表で対応したケースはあったと明らかにした。

イラクとシリアの駐留米軍に対しては、10月17日以降、親イラン武装組織による攻撃が計66回あり、米軍はシリアのイラン関連施設を3度にわたり空爆しているが、その他の対応は限られていた。

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