
朝乃山(手前)を小手投げで下す照ノ富士(撮影・吉澤敬太)
「大相撲夏場所・13日目」(26日、両国国技館)
優勝争いの行方を左右する結びの1番は、4場所ぶりの出場となった横綱照ノ富士が朝乃山を小手投げで下し1敗をキープした。明日にも優勝決定の可能性が出てきた。9場所ぶりの再入幕で優勝争いを繰り広げてきた朝乃山だが、これで痛恨の3敗目となった。
前日、大関昇進を確実にした関脇霧馬山は1分25秒の熱戦の末、北青鵬を下し、2敗をキープした。14日目は照ノ富士と対戦する。
かど番大関貴景勝は明生を送り出しで下し、8勝目。立ち合いで左に動く執念をみせ、かど番を脱出となった貴景勝。土俵から降りた後、目を閉じ、天を仰いで感慨にふけった。
【12勝1敗】照ノ富士
【11勝2敗】霧馬山