試合中ミスをしても監督が怒っていけないバレーボール大会が、岩国市で開かれました。
大会は、元女子バレーボール日本代表の益子直美さんが全国で開いていて、岩国市で開かれた大会には県内の16チーム210人が参加しました。
「監督が怒ってはいけない」が大会の決まり事です。
監督が怒ってはいけないバレーボール大会益子直美・代表理事「怒られて指導されていると、主体的になれないとか怒られて怖いとか、そういう感覚を持ったまま大人になってしまう。スポーツ大好き、もっとうまくなりたいと自分で考えられる、そういう環境を作れればいいなと思って」
得点が入っても奪われても、拍手や声援で選手を励ます監督の姿も見られました。
バレーボールチームの監督「僕の年代はみんなそうやって（怒られて）やってきたから、ついやっぱり言ってしまうことは多々ある。そういう（怒らない）指導に切り替えてやっていかないといけないかなと思います」
試合後には、益子さんが選手たちに試合で頑張ったことなどを質問して交流を深めていました。
また、大会前には体作りに大切な栄養や食事の取り方を指導する「勝ち飯」勉強会も開かれました。
