福岡・紺野
J1アビスパ福岡は28日、アウェー横浜M戦に挑む。Jリーグ公式戦ではアウェーで一度も勝てていない2位の強敵を相手に燃えるのが今季新加入の紺野和也（25）だ。
攻撃のタクトを握るレフティーとマッチアップする可能性がある横浜Mの左サイドバックは永戸。紺野が法大1年の時に4年生だった先輩だ。「大学時代にご飯に連れて行ってもらっていましたし、卒業した後もご飯だったり、買い物につれて行ってもらっていました」。ズボンなどを買ってもらうなどかわいがってもらった先輩だが、もちろん、勝負となれば別。
FC東京でプレーしていた昨季もマッチアップ。特長は把握しており、「攻撃に特長がありますし、左足のキックは警戒しないといけない。どんどんどんどん仕掛けて（永戸）勝也君が嫌がるプレーをしていきたいなと思います」と話した。
紺野は今季、リーグ戦でPKでの1ゴール。24日のルヴァン・カップ新潟戦でも右サイドから放ったロングシュートがファーのポストにはじかれるなど、ゴールにも近づいている。「そのボール1個分は多少運もあると思うんですけど、狙いすぎずにしっかり枠内にいれることも大事だと思う」。黄金の左で勝利に導く。（向吉三郎）
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