さりげない挨拶が身を助けることも!? 孫子の兵法に学ぶビジネスパーソンの“処世術”

さりげない挨拶が身を助けることも!? 孫子の兵法に学ぶビジネスパーソンの“処世術”

  • ダ・ヴィンチニュース
  • 更新日:2021/06/11
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『決定版 孫子の兵法がマンガで3時間でマスターできる本』(吉田浩/明日香出版社)

歴史は繰り返す…。だからこそ、いつの時代も迷ったときに、人びとは先人たちの知恵から学ぶことができる。

中国の兵書をテーマにした書籍『決定版 孫子の兵法がマンガで3時間でマスターできる本』(吉田浩/明日香出版社)も、先人の教訓を学べる1冊。マンガと文章で分かりやすく展開される本書は、仕事に悩むビジネスパーソンへのヒントを与えてくれる。

シンプルに仕事を“ためない”ようにする

それでは、本書の中からいくつかの項目を紹介していこう。初めに取り上げるのは、孫子による「衆を治むること寡(か)を治むるがごときは、分数是なり」という言葉を元にした教訓だ。

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このマンガでは、とある課長の机の上に「いつも書類がない」というショートストーリーが展開される。なぜ、書類がないかといえば、その課長は「机の上の書類を片付けるのが私の仕事」として、とにかく仕事を“ためない”ようにしているから。リーダーとして、上司から受けた仕事を、手早く部下へと割り振るよう心がけているのだ。

先述した孫子の言葉には「分数」という言葉も出てきたが、これには「大きなグループを統治するために小さいグループに分割する」という意味が込められている。心がけるべきは、目の前の「仕事を止めないように」することだけ。管理職だけではなく、現場の前線で働く人たちにとっても役に立つマインドのはずだ。

日頃のさりげない“挨拶”が身を助けることも

社内外を問わず、仕事ではあらゆる人脈に助けられる場面もある。孫子の格言「三軍の事、間(かん)よりは親しきは莫(な)し」にもとづく項目は、ふだんのさりげない振る舞いが、後々のメリットにもなると教えてくれる。

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マンガに登場するのは、営業マンのD君。「僕は挨拶だけが取り柄ですから」と謙遜する彼は、社内のあらゆる人間から声をかけられるほど親しまれていた。

そして、ある日。彼は、取引先であった「◯◯商事」の駐車場のおじさんから「このごろ夜中に怖い人が出入りしているんだよ」とうわさ話を聞く。その一言を受けて上司へ、◯◯商事との取引を見送るよう提案したD君。のちに、◯◯商事は倒産したが、彼の助言により会社は損を被らずに済んだ。

この項目に関わる孫子の言葉には「いろいろな人と親しくすることによって情報源を獲得すれば、それだけで戦いは有利になる」という教訓がある。顔が広ければ、そのぶん情報もリアルタイムで手に入りやすい。ビジネスにおいては、強力な武器にもなりうるというわけだ。

さて、本書ではこの他にも、ビジネスの現場で役立つ“処世術”がたくさん紹介されている。歴史はきっと、身を助けてくれる。先人たちの教えを生かして、デキるビジネスパーソンへの一歩を踏み出そう。

文=カネコシュウヘイ

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