札幌中心部で「つけ麺」の専門店がオープン。こだわりが詰まった一杯をつくるのは、自分の夢に向かって進む大学生です。
26日すすきのに新しくオープンしたつけ麺の専門店。昆布と煮干し、そしてアゴだしが特徴のあっさりとしたタイプのつけ麺です。
喜多和也記者)
「あっさりとしていて魚介だったり、しょうがの旨みが口の中の広がります。麺も細麺で食べやすいです。ラーメンというよりおそばを食べているような感覚」
この店舗ではクラウドファンディングで募った資金の一部を利用し、26日から一週間は1日100杯限定でつけ麺を無料提供するそうです。
TSUKEMEN ICHI 盛大地代表)
「すすきので、つけ麺って馴染みないので、まずは食べてほしいなと思って、そうするにはどうしたらいいんだろうなって思った時に、やっぱり無料でやるのが1番早いのかなと思って無料にしました」。
このお店を立ち上げたのは、年間300杯以上ラーメンを食べるという盛大地さん。ラーメン好きが高じて、去年8月、同じすすきのに1号店のラーメン店をオープンしました。盛さんは、厨房に立ち、店の経営をする傍ら、大学で経営学を学んでいます。
メニューの見え方やSNSを使った宣伝方法は授業で学んだことをフルに活用。客席にイスはなく、立ち食いスタイル。あえて、お客さんとの距離を近くして会話が生まれやすく、店の回転率も上がるよう工夫したといいます。
TSUKEMEN ICHI 盛大地代表)
「お腹を満たす空間だけじゃなくて、同時に心も満たせるような空間作りをしていきたいなっていう風に思っています」
予約状況はお店のインスタグラムで確認することができます。つけ麺が無料で食べられるのは来月1日まで。
それ以降は通常料金で営業を続けると
いうことです。

(c)HTB