整理収納アドバイザー直伝!引っ越しの「荷造り」のコツ【家具編】

整理収納アドバイザー直伝!引っ越しの「荷造り」のコツ【家具編】

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  • 更新日:2023/03/19
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整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。

引っ越しの際に多くの人が持っていく「家具」。家具といってもタンスや食器棚、デスクや椅子、収納棚、ベッドなどさまざまあります。

そのような家具は、引っ越し前にどのように荷造りをしておけばよいのかわからないという人もいるでしょう。そこで今回は、引っ越し時の家具の荷造りのコツをご紹介していきます。

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いらない家具は持っていかない

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家具は、引っ越し後に新しく買い替えるという場合もあります。

よって、買い替える家具が決まっているのであれば、これまで使っていた家具は引っ越し前に処分いくとよいでしょう。

だからこそ、引っ越しをする前には計画が必要です。新居にはどんなモノを持っていくのか、それとも処分して新しく購入するのかを明確にしておきましょう。

また、大型家具の場合、新居に家具が入らない可能性もあるので、しっかりと確認しておく必要があります。

家具の処分のしかた

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ここでは家具の処分のしかたをご紹介します。

引っ越しまでに時間がある場合とない場合でも処分の選択が変わってくるので、ここで知っておきましょう。

自治体の粗大ごみ

自治体の粗大ごみのルールに則って、適切に回収してもらいましょう。

基本は、事前に粗大ごみの種類や個数を自治体に電話やインターネットで申込み、その後必要な料金分のチケットを購入し、回収してほしい粗大ゴミに貼り付けます。

民間の回収業者よりも格安ですが、申し込みから回収日まで日にちがかかるので、急に回収してほしい場合は厳しいです。

また、自治体よって違いますが、指定された場所まで運ぶ必要があります。大型家具の運びだしが困難な場合は、相談できる自治体もあるので聞いてみるとよいでしょう。

回収業者を利用する

民間の粗大ごみの回収は、なんといっても自由度が高いことです。

自治体よりは費用はかかりますが、当日といった急な回収にも対応してくれます。

また、片づけをしてくれるサービスがあったり、自分で運び出すことが困難な場合でも部屋から運んでくれるため安心です。たくさん家具を回収してほしい場合にもスムーズでしょう。

買取サービスを活用する

民間の業者では、家具の買取サービスを行っていることがあります。

引っ越しまでに余裕がある場合は、買取サービスを使ってみるというのも選択肢に入れてもいいかもしれませんね。

→next page>> 引越し料金の「安さ」にも関係する作業って?

見積りの際、処分する家具を伝えておこう

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新居に余計なモノを持っていかず引っ越しの荷物を減らすことは、引っ越し料金の安さにも関係してくることがあります。

とくに大型家具はトラックでも場所を取るため、訪問見積りをしてもらう際、処分する家具をしっかりと伝えておくことがおすすめです。

家具の荷造りで引っ越しまでにしておくこと

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ここからは、引っ越しまでに家具の荷造りでしておけることを解説します。

荷造り不足で引っ越し当日に焦ることのないよう確認しておきましょう。

家具の中身は出しておく

デスクの引出しのなかやタンスのなかの洋服、食器棚の食器などは出し、段ボールに入れておきましょう。

衣装ケースは、引出し部分や蓋に養生テープやガムテープが貼られていれば洋服が入ったままの状態でも持っていってくれることが多いです。

また、デスクの引出しも運搬の際に開かないようにテープを貼っておきましょう。

分解できる家具や梱包はどこまで?

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分解をしなければ部屋から出せないような家具がある場合もありますし、分解できる家具でもそのまま運んでくれる場合もあります。見積もりのときに引越し業者に相談しておきましょう。

また、キャスター付きの家具がある場合もキャスターを外すべきか聞いておくと安心です。

もしも分解した場合は、部品はテープで家具に貼り付けておき、なくさないようにしましょう。

大型の家具は、基本引っ越し業者が引っ越し当日に作業をおこなってくれるので、中身だけは出しておきましょう。

引っ越し業者によって違って後悔したということにならないよう、これらの確認は見積り訪問の際にしておくのが一番です。

リモコン類や配線コードの管理もしっかり

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家具や家電と一緒に使うのが、リモコンや配線コードです。新居で見当たらないということにならないよう、わかりやすく荷造りしておきましょう。

とくに配線コードは、引っ越し後なんのコードなのかわからなくなってしまう可能性があります。

どの配線なのかコードにテープを貼っておくと、引っ越し後困ることがありません。荷造りの際に、ちょっとした手間をかけるだけで、結果便利になります。

引っ越し業者は見積もりを取ろう

今回は、引っ越しに向けた家具の荷造りに関して解説しました。

引っ越し業者によってもサービスが違うことがありますので、わからないことや確認したいことは引っ越し業者に聞いていきましょう。

また、極力相見積もりを取ることで自分の希望に近い引っ越し業者を選ぶことができます。

家具は、運搬するモノのなかでも大きなモノです。その荷造りをしっかりと心得ておけば、引っ越し料金も含め安心して引っ越すことができますね。

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※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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整理収納アドバイザー 岩佐弥生

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