【いつモノコト】ついに出た“曇り止めトレシー”を使ってみた

【いつモノコト】ついに出た“曇り止めトレシー”を使ってみた

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  • 更新日:2021/11/25
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東レ トレシー メガネくもり止め

東レからメガネの曇り止め効果もあるクリーニングクロス「トレシー メガネくもり止め」が発売されました。10月中旬発売で、Amazonなどオンラインでは11月に入ってから購入できるようになったようです。私もさっそく買ってみました。価格は968円です。

メガネ使用者にとってトレシーは身近で定番、かつ偉大な存在です。そのトレシーから、昨今の冬の困りごとの筆頭といっても過言ではない、「マスクによるメガネの曇り」を解決する製品が出るというのですから、期待せずにはいられません。

今回買った「トレシー メガネくもり止め」は、曇り止め効果の付いたクロスで、レンズのクリーニングと曇り止め効果の付与が同時に行なえます。1回の使用で効果が12時間持続、300回以上使用でき、付属ジッパーバッグでの保管でクロスの効果は12カ月持続。曇り止めの効果が無くなってもクリーニングクロスとして引き続き利用できます。サイズは18×15.5cm(横×縦)です。同種の製品はすでにいくつか存在しているだけに、後発としてなかなか隙のない製品といえそうです。

使い方はいたって簡単で、レンズの両面を5~10回程度、均一に拭き上げるだけです。クロス側は場所をまんべんなく使うように案内されています。ポイントは、拭いた後に息を吹きかけて、曇り止め効果が発揮されているか確認するという点。拭きムラを見つけるためですが、クロスに成分が残っているかを判断する意味もあると思います。

曇り止め機能の原理は単純で、クリーニングクロスに成分として界面活性剤が染み込ませてあるというものです。この成分がクロスに残っている間は曇り止め効果のあるクロスとして使用できます。一応はドライタイプなので、触ってもあまり湿っている感じはしません。使わない時はジッパーバッグに入れて保管しますが、成分が無くなった後は普通のクリーニングクロスであるトレシーとして使えます。また成分が無くなり普通のクリーニングクロスとして使い始めた後は、洗濯も可能です。

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曇り止め効果も上々で、最高気温が18℃前後という今年の11月中旬頃の気温程度では、夕方でも、マスクから漏れた呼気が当たってもほとんど曇りません。また、呼気が強く当たり白く曇っても、すぐに曇りが取れてクリアになります。効果のイメージは、東レから分かりやすい画像が提供されています。

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東レが公開している曇り止め効果のイメージ

それ以外にも注目したいのは、やはりベースのクリーニングクロスが、メガネ拭きなどに使われているマイクロファイバーの定番「トレシー」である点でしょうか。曇り止め効果が無くなってしまった後も、高性能なクリーニングクロスとして使い続けることができます。よくある、ガジェットの付属品やノベルティーアイテムのクリーニングクロスでお茶を濁してきたなら、これを機にトレシーに変えるのもいいと思います。

あえて難点を挙げるなら、付属のジッパーバッグが小さく使いづらいことでしょうか。持ち運ぶ際には丁度いいですが、自宅で毎日出し入れするなら、缶とかタッパーとか別の密封容器を用意したいところです。

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曇り止め効果が無くなった後も、高性能クリーニングクロスとして使えます。サイズは18×15.5cm(横×縦)です

約1年前の2020年11月、マスク着用時にメガネが曇ることへの対策として、スプレータイプの曇り止めや、1回で使い捨てタイプの曇り止めクリーニングクロスを紹介しました。

前回の冬はこれで乗り切りましたが、冷静に考えるとこれら2つは両極端な製品です。スプレータイプは概して曇り止めの効果が強力ですが、スプレーする前にレンズを綺麗にして、スプレーした後はしばらく待って乾いたティッシュなどで拭き上げる必要があり、出かける前にバタバタしていると煩わしく感じることもあります。またスプレーした後はクリーニングクロスを使いづらいという点もあります。一方の使い捨てタイプはクリーニングも兼ねており、拭くだけと手軽ですが、スプレータイプほどの曇り止め効果はなく、冬の最も寒い時期には効果を感じづらくなることも多かったです。

「トレシー めがねくもり止め」の効果や使い勝手は、これらの中間という印象です。冬本番を迎えていないため、真冬にどこまで効果があるのか分かりかねる部分はありますが、曇ってもサッとすぐに晴れる感じを見るに、使用感は素直で、今のところ好印象です。

ちなみにですが、真冬の最も冷え込む時期は、どのような曇り止めを使っても、マスク着用時にメガネが一度も曇らない、一切曇らない、という状況にするのは難しいと思います。特にスプレータイプなどの強力な被膜を形成するタイプは、ほとんどの状況では非常に優秀なものの、悪条件が重なりひとたび結露してしまうと、被膜がドロっとしたジェルのように変化して、曇るよりもひどい状態になる、といったことが真冬の間に1~2回ありました。界面活性剤を使用した曇り止めは、結露が激しすぎると多かれ少なかれ似たような状況になるようです。

最後に補足として、メガネの曇り止めの効果を大きく助ける、マスクの形・着け方についても触れておきたいと思います。かつてはマスクをあれやこれやと選べる状況ではありませんでしたが、最近はさまざまなデザインの製品から選べます。オススメは鼻の上の方、目頭ぐらいまで覆える形状の、大きめのデザインのマスクです。マスク上端をメガネの下に潜り込ませることができれば、漏れ出る呼気をレンズに当てずに上方に逃すことができます。同時に、可能な範囲でメガネのレンズの位置もマスクの呼気吹出口から離すように調整できるとなお良いです。マスクのデザイン次第ですが、うまくいくとメガネが曇るケースを大幅に減らせます。

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太田 亮三

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