出産で死亡した娘に託されたが... 生活困窮の遺族が捨てた赤ちゃんを当局が保護

出産で死亡した娘に託されたが... 生活困窮の遺族が捨てた赤ちゃんを当局が保護

  • しらべぇ
  • 更新日:2020/10/18
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(Liudmila_Fadzeyeva/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

多くの女性が無事に出産する時代になったとはいえ、お産が原因で命を落とす人もいる。ある女性も出産中に死亡したとみられ、親が赤ちゃんを託され世話をすることに。しかし孫を育て上げるだけの経済力がなく、苦渋の決断を下した。

■捨てられていた赤ちゃん

メキシコ・サカテカス州トラルテナンゴにて、生後1週間ほどとみられる赤ちゃんが捨てられた。

赤ちゃんの性別は男の子。毛布に包まれてピザの空き箱に入れられており、しっかりと生きていた。近隣で暮らす住人らが発見し、慌てて状態を確認。赤ちゃんに添えられていたメモも見つけ、それごと当局の人たちに渡した。

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■メモに書かれていた言葉

箱に入れられていたメモには、「どうか孫息子の世話を頼みます」と書かれていたとのこと。

さらには「娘がお産で命を落としましたが、私には孫を育ててやることができません」「(こうすることで)孫がより良い人生を過ごせること、そして神様が私を許してくださることを願っています」とも書き添えられていたという。

赤ちゃんは福祉団体が保護。今後この赤ちゃんをどうするかについて、協議を進めている段階だ。

■当局の決断

トラルテナンゴの自治体トップは、赤ちゃんが捨てられたこと、またその理由が経済的理由であることを知り胸を痛め、「必要なお金は私が責任をもって支払います」と発表。

「(お金の支援が必要でなくなるまで)私が助けます」「赤ちゃんのお母さまのご冥福をお祈りすると同時に、孫を手放した方を神様がお許しくださることを願っています」ともSNSに書き込んだ。今後は州にも働きかけ、近隣の家庭に赤ちゃんを養子として迎えてもらえるよう動くという。

■経済的に苦しい人も

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査した結果、全体で37.3%が「日々の暮らしが苦しいと感じている」と回答した。

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子育てには、とにかくお金がかかる。老いた家族がいきなり世話を任され経済的に困るケースも考えられるが、その場合には子供・赤ちゃんを捨てるのではなく、自治体などに相談すべきだ。

このほど見つかった赤ちゃんが命を落とさなかったことは、不幸中の幸いだった。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2020年2月21日~2020年2月26日
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)

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