韓国コロナ感染再拡大は「人災」。日本に張り合って11月から時短解除、首都圏で医療崩壊へ

韓国コロナ感染再拡大は「人災」。日本に張り合って11月から時短解除、首都圏で医療崩壊へ

  • マネーボイス
  • 更新日:2021/11/25
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韓国の新型コロナ感染状況を紹介したい。新規感染者数は11月1日の「時短解除」以降で増加の一途を辿っており、23日には4,115人となった。さらに重症患者も23日の時点で586人となり、首都圏では医療崩壊が起きている。それなのに、韓国政府は動かない。(『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』)

11月1日から「時短解除」でウィズコロナに方向転換

なぜ韓国で新規感染者が増えているのか。まずはこれをおさらいしよう。

その発端は、11月1日からの「時短解除」にある。当時の聯合ニュースを見ていく。

韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は29日の中央災難(災害)安全対策本部の会議で、新型コロナウイルス防疫体制から「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」に向けた第1段階の施行計画を発表した。11月1日から4週間実施される。クラブなどの遊興施設を除いて不特定多数の人が利用する施設の営業時間制限が解除され、24時間営業が可能となる。

※出典:韓国 11月1日から「ウィズコロナ」=時短解除へ – 聯合ニュース(2021年10月29日配信)

このように11月1日から「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」に向けた規制緩和がスタートした。

早すぎた時短解除。理由は「日本に負けたくない」から?

これは本来、あり得ない対応だ。なぜなら、この段階で1日の新規感染者が27日・28日と2,000人を超えてきていた。つまり、確実に増加傾向にあったのだ。

それなのに「規制緩和」すれば、何が起こるかは誰にでもわかりそうなものだ。しかし、韓国政府は規制緩和をした。

理由は「日本が規制緩和したから」という。

え、なんで日本が出てくるのか?と思うかもしれない。しかし、同時期に日本では、衆議院選挙で勝った自公政権が改めて岸田内閣を発足し、外国人労働者への規制緩和を進め始めた。だから、韓国も日本に負けたくないため、「ウィズコロナ」を行ったのだ。

当然ながら、コロナは「忖度」してくれない。結果は、11月23日の時点で1日の新規感染者が4,115人となり、なんと2,000人から2倍の増加である。

現状を隠して海外勢に投資を呼びかけ

韓国の文在寅大統領は、外国人投資家に向けた演説で次のようなことを述べている。

文大統領は3日にオンラインで開かれた「外国人投資週間フォーラム」で「韓国は感染症や災害などの危機への対応能力が高く、経済回復力も高い」として、「ロックダウンすることなく、コロナの感染拡大を封じ込め、企業は正常な経済活動を続けた。その結果、韓国経済は最も早く回復している」と強調しました。

※出典:文大統領 外国人投資家に投資呼びかけ「ポストコロナ時代開いていく」- KBS WORLD(2021年11月4日配信)

私は当メルマガでこの記事を取り上げた瞬間に「すべて嘘」だと断言したが、新型コロナ対策はご覧の有様だし、災害など危機への対応能力は「尿素水不足」でお話にならないことが露呈した。

そもそも、コロナの感染拡大を封じ込めてないだろう。この発言はもちろん、コロナが増加中に述べられているのだ。文在寅大統領はm現状を知っていてこのように述べたのだ。かなりの嘘つきである。

英国調査「韓国の対策強度は低い水準」

韓国のコロナ対応能力について、英国のあのオックスフォードが点数を付けてくれている。

イギリス・オックスフォード大学が10日、国ごとの新型コロナウイルス対策の厳しさを示した指数で、韓国は100点中39.35点だった。ちなみに日本は47.22点と、いつの間にか逆転されているという。
※参考:ウィズコロナで感染増加傾向 英調査「韓国の対策強度は低い水準」 – KBS WORLD(2021年11月11日配信)

10日の時点でこれなので、この原稿執筆時点の23日ならばもっと低くなっているのは容易に想像できる。世界最強「K防疫」と自画自賛していたら、いつの間にか低評価となっていたのだ。

政府が何もコロナ対策をしないのが「K防疫」なのか?

冒頭で紹介した通り、新規感染者数が4,000人を超えた。

普通、ここまで行けば、韓国政府が自ら行った「ウィズコロナ」対応が間違っていたと対策を見直しても良さそうなもの。だが、韓国政府は未だに何もしない。

そして、23日には新型コロナの病床待機が778人。首都圏は医療崩壊してしまった。ここからはさらに悲惨な状況なのだが、少し触れておきたい。

始まった命の選別

ある病院だと、すでに重症者の病床は23床のうち19床が埋まっている。それで、3床ほどが急を要する患者のために「最後の床」として確保してあるという。

この病院では、重症者3人の入院受け入れが可能かという問い合わせがきて、妊婦1人だけが受け入れられた。つまり、もう韓国では重症者ですら入院を拒否される「命の選別」が起きている。

しかも、この病院だけの話ではない。もう首都圏には使用可能な重症者用病床がない状態だと報じられている。もう死亡する人々がでなければ、病床が空かない状況だという。

つまり、もう首都圏は受け居れられる病床はなくなり、医療崩壊しているということだ。これが「K防疫」である。

現場はこのようにもう「命の選別」の段階なのに、 肝心の防疫当局は「今はやや入院が遅れる現象が出ているところだ」として、それほど騒ぐほどではないとしている。

政府関係者は「(重症者用病床の)割り振りをできるだけ早くして、(病床が空くのを待つ)待機という状況が起こらないようにしている」のだとか。

「人災」と受け止める韓国国民

このような指摘を私はブログとメルマガで行ってきたが、さすがに気分が悪くなってきている。無能な韓国政府がただの人殺しのように思えて、苛立った。でも、これが現実なのだ。

韓国の新型コロナは無能な政府が「ウィズコロナ」とか言い出して増加した。それは火を見るより明らかだ。

しかし、事実があっても動かない。何もしない。韓国版のロックダウン「サーキットブレーカー」という緊急措置も発動しないのだ。

ここまで首都圏はひどい有様なのに、なぜ、何も手を打たないのか。その理由はまったくわからない。尿素水不足と同じで、新型コロナ増加も韓国政府の「人災」と言えるだろう。

MONEY VOICE

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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