
ハーランドとエムバペ
FCバルセロナの会長候補であるトニ・フレイシャは、この夏、エルリング・ハーランドとキリアン・エムバペとの契約が可能になるだろうと考えている。
新型コロナウイルスの流行が始まって以来、バルサの純負債は4億8,800万ユーロ(約600億円)ほどにまで膨れ上がり、選手たちは減給を余儀なくされているが、フレイシャは投資を呼び込む計画を持っていると語っている。
同じ『RAC1』のインタビューで同氏は、来季に向けた選手補強について触れており、明確な言葉を残した。
「2021-22年のシーズンには、(その資金を)攻撃面での違いを生み出す2選手と、優れたディフェンダーに投資するつもりである。メッセージは、バルサが持つべき競争力のあるチーム、そしてサポーターが欲しがるチームを手に入れるということだ」
このように強気な姿勢を見せたフレイシャは、エムバペとハーランドについて聞かれた時、「契約が成立するまでは、選手のことは話さない」と具体的な言及は避けつつも、「しかし、可能性はある。バルサがやらなければならないことは、違いを生み出すことのできる選手を連れてくることだ」と付け加えている。