
アメリカのベンチャー企業「OpenAI社」は11月17日、CEOのアルトマン氏が退任すると発表した。
突然の退任理由について、OpenAI社は「取締役会とのコミュニケーションにおいて一貫して率直さを欠き、取締役会の責任遂行を妨げた。彼が今後もOpenAIを率いていくことができると確信できない」と話し、異例の強い言葉で創業者を非難。
事実上解任し、最高技術責任者(=CTO)のミラ・ムラティ氏が臨時CEOを務めると公表していたが翌日、事態は一変する。
アメリカの複数メディアが、OpenAI社の取締役会がアルトマン氏の復帰に向けて再度協議していると報じた。大株主が、アルトマン氏の解任に反発を強めていることを受けたものだと指摘している。
一方、日本時間の20日夕方、Microsoftのサティア・ナデラCEOが自身のXで「OpenAIを退任したアルトマン氏がMicrosoftの新しいAI研究チームを率いることになった」と発表。アルトマン氏も、ナデラCEOの投稿を引用する形で「ミッションは続く」とXに投稿している。(『ABEMAヒルズ』より)