旦那をいつか「イケオジ」にする方法を、松重豊さんに学ぼう!

旦那をいつか「イケオジ」にする方法を、松重豊さんに学ぼう!

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2021/01/13
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時は令和。……かつて「イクメン」という言葉が生まれた。しかしもうこれは、過去のものとして扱われつつある。「イケダン」という言葉も見たことがある。イケてるダンナの略なのだが、これは単語として聞いた時に意味が伝わりにくいと思う。

それを踏まえて、29歳主婦の私は、ここに宣言します。私は旦那を、いつか「イケオジ」にしてみせると……!!

旦那の「あのお姉さんの服装、かっこいいと思わない?」発言で考えたこと

旦那を「イケオジ」にする秘訣は、丁寧な暮らし?

と、そこそこ特殊なことを宣言したつもりになったものの、どうやら「イケオジ」は2020年のトレンドだったらしい(拍子抜け)。え、そうなの……?

Googleで検索し、その結果をザッと見てみると「2020年はイケオジ芸能人大豊作!!」というような、まるでみんなでオジさんを愛でた1年であったかのようなタイトルの記事が結構あった。確かに近年、見た目も演技もシブい、バイプレイヤーズに向けられる視線は、徐々に熱くなってきている気がする。私も去年はドラマを見ていて「こんなオジさんが側にいたらなァ」と具体的に妄想させられる様なシーンは、確かにあったなァ……(もんもん)。

私のオジさんフェチのルーツについて話すけれど、人生で最初に「何このイケてるオジさん…(トゥンク…)」と私の両目がハートなった対象は、舘ひろしだ。『パパとムスメの7日間』という、2007年の、舘さんとガッキーが入れ替わるホームコメディードラマを見て、私はそこで初めて「イケオジ」にトキメいた。

ちなみに当時舘さんは57歳。元々私は若い俳優さんであっても「いぶし銀系」が好きだったので、いぶしにいぶされ倒した57歳の舘さんを見て、毎週「ほぅ…」と、ため息をついていた。

時を戻そう。現在、私の旦那は35歳。「イケオジ」人生はこれから始まるようなもの、ポテンシャルは未知数である。さて、彼に対して毎日少しずつ影響を与えることができる嫁というポジションを利用して、私はどのようにして旦那を「イケオジ」に育成していきましょうかねェ…??

そんな事を考えていたある日。Twitter見ていた私はある呟きを見て、稲妻に打たれた。そのツイートは、松重豊の公式アカウントによる、ご本人が発信したであろう家庭内のエピソード。以下抜粋。

『お気に入りのセーターが家具に引っかかり糸がビロビロと伸びた。女房に聞くと厄介な編み方した代物だと言う。仕方無く近所の直し屋さんに行って修繕してもらう。切れてなくてよかったそうな』

……こ……これだわ……。

松重さんの奥様は、セーターが「厄介な編み方」をしてさえいなければ、きっと直ぐにほつれを直す方なんだわ。さらに、松重さんは、お気に入りのセーターを何年も大切に着ていて、その価値観を夫婦で共有しているんだわ……!なんなら奥様は、自分のセーターがほつれたとしても、サッと自分で直す方なんだわ……(想像)!!

私が「うち旦那も、いつか松重豊みたいなイケオジにならんかなァ」とか思いながらSNSをボーッと眺めている間、世の「イケオジ」の奥様達は、旦那様がいる時も、そしていない時も、丁寧な暮らしとやらをしているのではなかろうか。

ささやかなエピソードから勝手に幸せが溢れ出す夫婦が理想

私が思う理想の「イケオジ」は、ピンで存在しているブイブイ系夜遊びオジさんではない。あくまでも私の手の届く範囲に居る、既婚者として存在する旦那に望むものだ。

そして私は、彼が自分と関係のないところで勝手にイケていくのは嫌なのだ。むしろ私との関係の中でどんどんイケていって欲しい。余所で「イケオジ」を垂れ流してくれるなんて、言語道断。最高潮にイケてるのは私と居るときだけにして欲しい。加えて、その隣にいる私も、当然イケていたいのである……。もしかしてワガママ?理想が高いかな?……でも、いいよね。私達、夫婦なんだし。

世の中には嫁自慢や旦那自慢をする夫婦もいる。それはそれで素敵なことだ。しかし、私がそれ以上に「イケてる夫婦だな~」と思うのは、ささやかな家庭内のエピソードから、勝手に幸せがトクトクと溢れ出してしまうような2人。松重さんのセーターのエピソードは、まさしくそれだった。

奇しくも?松重さんは現在57歳だそうだ(トゥンク…)。私は自分の旦那が57歳になった時、「イケオジ」になっていたらいいなと思っている。これはつまり、直近の旦那の振る舞いに、何か具体的な変化を望んでいるのではない。2人の未来の生活に対して、ぼんやりと理想を抱いているのだ。

では、そこにたどり着くまでの道のりを想像してみよう。そうして気付くのは、旦那がいぶし銀を醸すまでには私自身も、やれることをやっておかなくてはならないという事。

しかし残念ながら、私は松重さんの奥様みたいに、旦那さんのセーターのほつれをサッと直すタイプの嫁ではない。毎シーズンの衣替えすら「自分でやってくれ~~」と念力を飛ばしながら知らんぷりをするタイプの嫁なのである……(残念!)。う~ん、どうすれば遠い将来、「イケてる夫婦」になれるんだろう……。

お互いに思いやりの小さな芽を育て合っていく

改めて考えてみると、そんな念力嫁の私が最近、旦那のために特別にしている事といえば、彼の減量を応援して具だくさんのスープを作って家で待つなど、その程度なのである……ささやかッ……!

でも、言い訳じゃないけど、きっとそのささやかな振る舞いに宿る、旦那を思う気持ちも、結婚生活を送る上では大切なんだと思う。言い訳じゃないけど。

この、小さな思いやりの芽を、私は育てたい。旦那は毎日、私が作った具だくさんのスープを、「美味しい美味しい」と言って飲んでくれている。私が理想とする「イケてる夫婦」って、きっとそういう積み重ねの先にある。

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私はこれから先も、2人で思い描く未来を実現する為に、お互いに思いやりの小さな芽を育て合っていく。そして22年後にはめでたく、「57歳のイケオジ」の隣で「51歳のイケてる女」の私が微笑んでいたら、素敵だよね。……うん、やっぱり私は無理して旦那の衣替えを手伝わなくてもよさそうだ。自分でやって!!(にっこり)

……結婚6年目、私が結婚生活に抱く理想と現実は、こんな感じ。現場からは、以上です。

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