
バイデン米大統領が残したメッセージ=広島市中区で2023年5月26日午後1時46分、岩本一希撮影
G7広島サミットで、バイデン米大統領の宿泊先となった広島市中区のホテル「ヒルトン広島」のサミュエル・ピーター総支配人が26日、報道陣の取材に応じ、大統領が滞在した部屋に残したメッセージカードを公開した。「私と私のチームへのおもてなしに感謝します。信念を貫きましょう」と記されていた。
同ホテルによると、バイデン大統領が宿泊したのは最上階の22階にある「プレジデンシャルスイート」。広さ約163平方メートルで、二つのベッドルームとリビングを備え、瀬戸内海まで見渡すことができる。季節によって変動はあるが、宿泊費は1泊25万~35万円。ピーター総支配人は「大統領を迎えられたことは光栄。これからは名前の通り『プレジデンシャルスイートルーム』と呼べる」と冗談交じりに話していた。
また同ホテルは、大統領側からの要望を受けて、アイスクリームにカキのパウダー入りサブレ、チョコチップクッキーを添えたスイーツをシェフが手作りして提供したことも明らかにした。今後、商品化を検討している。【岩本一希】
毎日新聞