発泡スチロールを切ったりちぎったり...模型を作りながら地域の宝を考える「大きな樹氷が蔵王にできれば」

発泡スチロールを切ったりちぎったり...模型を作りながら地域の宝を考える「大きな樹氷が蔵王にできれば」

  • TUYテレビユー山形
  • 更新日:2023/11/21

蔵王温泉できょう、地域の宝「樹氷」について考えようとセミナーが開かれました。参加者が挑戦したのは…?

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報告 鈴木竜弘:「私のそばにそびえ立っているのは…私身長160センチですが超えています。発砲スチロールで作った樹氷なんです。エビのしっぽもきれいにできています。きょうは皆さんこちらの小さな発砲スチロールでの樹氷づくりに挑戦です」

蔵王では樹氷になる木「アオモリトドマツ」が、虫の食害に遭い、枯れる被害が出ています。

こうした中きょう、蔵王の温泉や観光関係者が参加し開かれたのは、発泡スチロールで「樹氷」の模型を作る体験会です。

講師は、蔵王ロープウェイに40年以上務め、樹氷の移り変わりを肌で感じてきた加藤光哉さん。

加藤さんから学び、地域の宝「樹氷」について深く考えることが狙いです。

観光関係者「こうやって手を動かしながら樹氷のことを学べるのはいい機会。現場に飾って樹氷を思い浮かべながら仕事に励みたい」

発泡スチロールをカッターで切ったり手でちぎったり。
1時間ほどで高さ30センチの樹氷の完成です。

温泉関係者「この大きなバージョンの樹氷が蔵王にできればいいと思いながら作った。蔵王に樹氷無くしては本当に魅力も半減してしまうので、これからも守っていかなければいけない」

講師 加藤光哉さん「樹氷の本質は変わっていないので、世界の蔵王、樹氷。これだけは皆さんには現物を、現象をみていただきたい」

蔵王の樹氷は、順調にいけば来年2月に見ごろを迎えそうだということです。

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