実験:天気によって結晶の形が変わる「ストームグラス」を圧縮袋に入れて真空状態にしたら...思わぬ変化が!

実験:天気によって結晶の形が変わる「ストームグラス」を圧縮袋に入れて真空状態にしたら...思わぬ変化が!

  • ロケットニュース24
  • 更新日:2021/10/14
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ストームグラスをご存じだろうか?

天気によって液体中の結晶の形が変わり、ある程度の天気予報ができるという不思議なアイテムだ。19世紀のヨーロッパで使用されるようになり、航海中に天気を知るアイテムとして活躍していたらしいのだが……。

そんな頼りがいのあるストームグラスの天気予報を騙すことはできるのだろうか? 気になったので、1か月かけて実験してみた!

・ストームグラスvs3つの環境

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今回購入したのはこちらのストームグラス。楽天市場にて税込1980円で購入した。

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説明書によると、ガラス内の液体が澄んでいるときは晴天、濁っているときは雨天といった感じらしい。ふむふむ……ざっくり捉えると、結晶が大きくなればなるほど天気が荒れる可能性が高いと考えればよさそう。

なぜ結晶ができるのかはっきりした理由は分かっていないが、どうやら周りの温度や湿度、気圧などが関係しているようだ。

そこで今回は、以下の3つの環境下に置いたときに結晶の変わり方に変化はあるのか調べてみることにした。

・窓を開けた、外とほとんど同じ環境の部屋に置いた場合

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・クーラーの効いた部屋に置いた場合

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・圧縮袋に入れて真空状態にし、外とほとんど同じ環境の部屋に置いた場合

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ストームグラスがその環境に慣れて安定するまでに時間がかかる場合もあるようなので、それぞれ長めに10日間ずつ置いてみることにした。

・検証結果

──で、結論から言うと、この3つの環境のうち1つだけがストームグラスの天気予報を騙すことができた!

その環境とは……

圧縮袋に入れて真空状態にし、外とほとんど同じ環境の部屋に置いた場合!

この時だけ、一瞬ではあったものの他の環境とは明らかに異なる反応を見ることができた。

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他の2つの環境下に置いたときは、このように天気の変化と連動して結晶の形が都度変化していた。

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しかし圧縮袋に入れてから6日間もの間、結晶はこのように底に白く沈殿した状態で沈黙してしまった。確かに晴れが多い日が続いたが、曇りや雨が降った日もあったのに、だ。

7日目の雨の日、今日も変化なしかな……と期待値0でグラスの中を覗いてみると……!

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あっ!? 大きくなってる!?!?

それまでは平らだった結晶の上部が、少しだけ葉のように広がっているのがお分かりいただけるだろうか。き、気づかれた……!

そこから残りの期間中は、他の2つの環境下と同じように天気の変化に合わせて結晶の変化が見られた。1度環境に適応してしまったストームグラスはもう誰にも止められないということだな……理解。

そんなわけで、ストームグラスをお使いの際は真空状態でない場所に置くことを強くおススメするぞ。

・眺めているだけで癒される

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説明書には「正確な天気を予想することはできません」と書いてあったのだが、筆者の体感としては割と正確に天気を予想しているように思った。

現に、晴れているのに結晶が巨大化しており「外れたかな?」と思ったのもつかの間、数時間後にしっかり雨が降り出すなんてことも数回あった。

たとえ予報が不正確だったとしても、結晶は1日として同じ形になることはなく繊細な模様を眺めるだけでも面白い。入道雲のように大きく広がったり、雪のように細かく全体に散らばったりするなど、筆者がいまだ目撃できていない形にもなるようだ。

季節によって形成されやすい結晶の形も変わるらしい。これからどんな形の結晶に出会えるのかワクワクするな~!

参考リンク:楽天市場
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

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うどん粉

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