「テニミュ」「刀剣乱舞」で輝く 牧島 輝。猫と戯れる姿に胸キュンな 初主演作『海岸通りのネコミミ探偵』

「テニミュ」「刀剣乱舞」で輝く 牧島 輝。猫と戯れる姿に胸キュンな 初主演作『海岸通りのネコミミ探偵』

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  • 更新日:2022/11/25

ミュージカル「テニスの王子様」や「刀剣乱舞」など、人気の2.5次元舞台を中心に活動している俳優・牧島 輝。

このたび初主演映画『海岸通りのネコミミ探偵』が公開される彼に、作品についてはもちろん、着実に積み上げていったキャリアについて振り返ってもらいました。

●子供の頃の夢は「あさりのお味噌汁を作る人(笑)」

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——幼い頃はどんな夢を抱いていたんですか?

あさりの味噌汁が好きだったこともあり、「あさりのお味噌汁を作る人になりたい」と言っていました。もちろん、今も好きです(笑)。幼稚園のときから水泳を7年間、中学生になってからはバスケを5年間やっていましたが、将来スポーツ選手になりたいと思ったことは、一度もありませんでしたね。

——その後、どのようなきっかけで俳優の道に進むようになったのですか?

中学生のときに、「花より男子」や「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」、あと「ROOKIES」といったドラマが流行っていたので、どこかで俳優という仕事に憧れを持っていたんです。2013年、17歳のときに、自分から養成所のオーディションに応募しました。それに合格して、事務所に入ることになりました。

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——2016年には、劇団たいしゅう小説家「カンタンには死にたくない! (仮)」で初舞台を踏まれます。

自分に自信がないし、緊張しやすいタイプだったのですが、セリフも飛ばずに、噛まずに言えましたし、意外と度胸があることに気付きました。ただ、親と地元の友だち数人しか、自分のお客さんを呼べなかったので、「ちゃんとお客さんを呼べる俳優になりたい」と思うきっかけになりました。

●中学生のときから好きだったキャラを演じた「テニミュ」

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——同年には、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンにて、海堂薫役を演じられます。

中学生の頃からマンガ原作が好きでしたし、海堂が一番好きなキャラだったので、オーディションに受かったことは嬉しかったのですが、その後に地獄の合宿がありまして……。3日程度だったのですが、テニスをするというよりは体力づくり重視で、めっちゃキツかったんです。ただ、共演者との仲は深まりました。初舞台は100人ぐらいしか入らない劇場でしたが、「テニミュ」では横浜アリーナの舞台に立つまでになりましたし、この作品が自身の転機となったといえます。

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——2018年には、劇団を舞台にしたMANKAI STAGE『A3!』において、碓氷真澄という新たなハマり役に出会います。

プロデューサーさんから出演のオファーをいただいてから、ゲームアプリである原作の存在を知ったんですが、ストーリーも面白いし、キャラクターの個性が強かったんです。オファーがなければ、この作品に出会わなかったと思いつつ、世の中の人にこの作品の存在を知ってもらいたい、という気持ちになったんです。

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趣味が音楽鑑賞だったり、ひとつのことに夢中になる感じとか、陰があるところとか、真澄と自分が似てる部分が多かったんです。それに出演が決まって、姉に「俺、どのキャラをやると思う?」と聞いたら、「絶対これでしょ!」と当てられたんですよ!

——19年からは、ミュージカル「刀剣乱舞」に出演され、刀剣男士の一人である大倶利伽羅というキャラを演じられています。

オーディションではテンパりすぎて、何もできなかったこともあり、「落ちた!」と思ったのですが、その3時間後ぐらいに合格の連絡が来て、驚きでした。再演のため、メインキャストもアンサンブルのメンバーもほぼ変わらない中、そこに飛び込んだ感じだったので、かなりのプレッシャーがありました。でも、寡黙で男らしい役に助けられながら、何とか食らいついて頑張ることができました。

●ムチャぶりからアドリブ力を学んだ現場

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——2018年に舞台化、20年にドラマ・映画化と、パワーアップしていった鈴木おさむさん原作の「八王子ゾンビーズ」についても伺いたいと思います。

とにかく台本が面白いんですが、「20分フリー(アドリブ)」という部分もあって、自由にやることほど難しいものはないという。僕が演じた瀧という役は、最初の舞台のときはほとんどセリフがなかったんですが、アドリブのときに先輩ゾンビたちにムチャぶりされるようになり、ドラマと映画では、どんどん出番が増えて、見せ場も作っていただけるようになりました。台本に「ここで瀧が一発ギャグをする」とか書いてあるのは本当に怖いですが(笑)、先輩たちの背中を見ながら、アドリブ力を学ばせてもらった現場でもあります。

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——21年の2月にはCDデビューされ、22年5月には「さぐぱん」名義でもミニアルバムをリリースされました。

昔から音楽は好きなので、とても嬉しかったのですが、メジャーデビューできたことについては驚きでしたし、今でも現実感がないです。「さぐぱん」に関しては、いわゆる横文字のカッコイイ感じの候補もあったのですが、あまりに恥ずかしすぎたので、あえてゆるキャラみたいなものにしたんです。歌に関しては、みなさんに望んでいただけるようであるなら、これからも続けていきたいです。

●かけがえのない作品となった初主演映画

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©2022「海岸通りのネコミミ探偵」製作委員会

——そして今回、初主演映画『海岸通りのネコミミ探偵』が公開されます。本作でバディを組むのは、テニミュ出身の先輩でもある和田正人さんです。

「初主演映画」って、いい響きですよね! 素直に嬉しかったです。でも、僕が演じる猫塚照は、とても自然体な自由なキャラなので、変に気合いが入りすぎないよう心がけました。和田さんと共演できたのはもちろん嬉しかったですし、気さくな方なので、たくさん話しかけてくれて有り難かったですし、現場の空気も作ってくださる、とても頼りになる先輩でした。

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©2022「海岸通りのネコミミ探偵」製作委員会

——現場での印象的なエピソードを教えてください。

ペット捜査の依頼をしてくる裕太役の子役・菊池爽くんの存在ですね。実生活では姉が2人いる末っ子の僕にとって、まるで弟ができたようで嬉しかったんです。2人の関係性が大事な作品でもあるので、いろいろふざけ合ったり、遊んだりもしました。ちなみに、この作品の撮影後には、実際に甥っ子ができたので、とても嬉しいです!

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©2022「海岸通りのネコミミ探偵」製作委員会

——自身のキャリアにおいて、どのような作品になりましたか?

「初主演映画」で、とても共感できるキャラを演じられたこと、素敵な方たちと共演できたこと。とにかく、自分にとって、かけがえのない作品になったと思います。猫耳姿も含めて、きっとファンの方にも楽しんでもらえると思います(笑)。

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衣装:ANEI(JOYEUX 03-4361-4464)。

——今後の希望や展望を教えてください。

今後も面白い作品にたくさん出会って、多くの人にその存在を知ってもらいたいです。そうやって、みなさんの人生を豊かに彩る手助けができるように頑張っていけたらいいな、と思っています。あと、珍しいジャンルの作品に出会ってみたいです。例えば、日本ではあまりないホラー作品の舞台などに興味がありますね。とはいえ僕、怖がりなので、ホラー映画は苦手ですが……(笑)。

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牧島 輝(まきしま・ひかる)

1995年8月3日生まれ。埼玉県出身。2015年に俳優デビューし、翌16年のミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンに出演。その後も、ミュージカル「刀剣乱舞」や「炎炎ノ消防隊」などの人気舞台に出演。23年2月に帝国劇場で上演される「キングダム」にも出演するほか、21年にはミュージシャンとしてCDデビューを果たしている。

文=くれい 響
撮影=末永裕樹
スタイリスト=奥村 渉
ヘアメイク=永井友規

くれい 響

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