【ロープワークの基本】ふた結びの結び方と用途とは?

【ロープワークの基本】ふた結びの結び方と用途とは?

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  • 更新日:2023/05/26

テントやタープを張ったり、ランタンや食器を吊り下げたり、自分の体の安全を確保したり、ロープワークはアウトドアのあらゆるシーンで僕らを助けてくれます。今回はテントやタープを張るときに欠かせない基本のロープワーク「ふた結び」の用途と結び方を紹介します。

ふた結びとは?

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結ぶのもほどくのも簡単で、なおかつゆるみにくいという利点を持っている。ロープを立ち木に結ぶときのほか、テントの張り綱をペグや石に結びつけるときによく使われる。

結び方

1.末端を矢印のようにくぐらせる

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2.こうなれば正解

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3.結び目を締める。これをハーフヒッチという

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4. 1と同じようにもういちど末端を矢印のようにくぐらせる

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5.ふたつ結び目ができる

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6.結び目を締めれば完成

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ふた結びの用途

ふた結びはどのような用途で役に立つのだろうか。

テントやタープの張り綱をペグや石に固定したり、タープのグロメットに張り綱を結んだり……。ふた結びは、キャンプ、山登りはもちろんアウトドアのありとあらゆることに役立つ。

ペグに張り綱を固定する

まず、いちばんよくあるシチュエーションは、キャンプでテントやタープの張り綱をペグに固定する場合だ。

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山のテント場にテントを張る

また、たとえば、登山中に山のテント場にテントを張る際に、地面が固くてペグが刺さらないということがある。そんなときには、下のイラストのように、石などに張り綱を結んでテントを固定する。こうしておけば、強風下でもテントをしっかり固定することができるのだ。

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タープに張り綱を結ぶ

タープに張り綱を取り付ける際にも、ふた結びで結ぶ。簡単で強度が高く、強い風にあおられてもほどけにくい。

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何かモノにロープを結ぶときは、とりあえず「ふた結び」でよい、とおぼえておこう。

イラスト/田中斉、長谷川弘 構成/DOCO(大塚真)、大澤竜二

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