南伊トゥルッリに囲まれた「I PASTINI」で心に残るワイン時間を!

南伊トゥルッリに囲まれた「I PASTINI」で心に残るワイン時間を!

  • トラベルジェイピー 旅行ガイド
  • 更新日:2018/08/12
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南伊トゥルッリに囲まれた「I PASTINI」で心に残るワイン時間を!

南伊・プーリア州中部のイトリア谷は、田園風景に円錐形の石積み屋根が特徴の伝統家屋“トゥルッリ”が点在する風光明媚なエリア。そして、昔から白ワインの産地としても有名です。

今回はトゥルッリに囲まれたブドウ畑で土着品種にこだわりワインを造る「I PASTINI」(イ・パスティニ)のワイナリー見学をご紹介します。観光プランにご当地ワインと触れる時間をプラスして身も心もプーリア色に染まってください!

トゥルッリに囲まれたブドウ畑

イ・パスティニがあるのは南伊プーリア州中部のイトリア谷。この谷を囲むように世界遺産の町アルベロベッロをはじめ、ロコロトンド、マルティーナ・フランカ、オストゥーニなどいくつかの町があります。

高台の町からイトリア谷を臨むと広大なブドウ畑とトゥルッリの姿が。ワイナリーに到着する前にこの唯一無二の景色をカメラに収めましょう!

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写真:ケイコ ソリーノ

イ・パスティニは1996年にカルパレッリ一族が築いた家族経営のワイナリー。ロコロトンドとマルティーナ・フランカの中間に位置します。所有する13ヘクタールの敷地には、プーリア州の土着品種である「ヴェルデーカ」「ビアンコ・ダレッサーノ」「ミヌートロ」の白ブドウを筆頭にプリミティーヴォなどの畑があります。

現在はスプマンテ、白・赤・ロゼ、デザートワインと合計10種類を製造。提携する北伊のワイナリーがミヌートロ種のブドウの皮から食後酒グラッパを製造し、イ・パスティニが販売を担当。ラインナップとしては全11種類と規模の割に豊富です。

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写真:ケイコ ソリーノ

ワイナリー見学はメールまたは電話で事前予約必須。ホームページは関連MEMOで確認を。

到着したら、まずは受付へ。見学の所要時間はおよそ1時間30分。申込みは1名から可能ですが、見学は10名程度のグループで実施されます。

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写真:ケイコ ソリーノ

いよいよ!ワイナリー探訪スタート

見学は4つのパートで構成されます。

<ワイナリー見学の流れ>
1.ブドウ畑の見学
2.ワイナリー所有のトゥルッリの見学
3.製造工程の説明
4.ワイン5種のテイスティング

説明は英語と伊語。醸造家のジャンニさん(英語)と奥様のルチアさん(伊語)のふたりが担当します。

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写真:ケイコ ソリーノ

まずはワイナリーの歴史、ワイン製造の信念、栽培している品種の特徴などが説明されます。昔からこの地では苗木を植える段階で同じ畑にいくつかの土着品種を混ぜて植え、すべて一緒に収穫していました。これではブドウの品種ごとの味わいは分かりません。

イ・パスティニのこだわりは、ズバリ!土着品種の単一管理。昔からこの土地で受け継がれてきたブドウのみを扱い、その個性を最大限に活かすため品種ごとに畑を単一管理。それぞれのブドウがもつ真の味わいをそのままワインにしています。

さらに、ブドウはすべてオーガニックというこだわり。伝統の品種を丁寧に育て、現代技術で極上の辛口白ワインに仕上げます。

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写真:ケイコ ソリーノ

目の前に広がるブドウ畑は圧巻の景色!中には遠くにロコロトンドの街並みを背負う畑も。

ここのワインが美味しいのはこの立地に秘密あり!イトリア谷を通る北風が夏の急激な温度上昇から実を守り、酸味と甘さのバランスが保たれた質の良い状態で毎年収穫されるからです。

ブドウ摘みの時期“ヴェンデミア”では、朝4時から20名の作業員が20日間にわたり手でひとつずつ実を収穫していきます。

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写真:I PASTINI

トルゥッリで知るプーリアの生活

畑を見学した後は、プーリアといえばこれ!トゥルッリの見学です。トゥルッリへは敷地内を走る私鉄スドゥ・エスト線の線路を渡り到着。現在も1時間に1本の割合で電車がブドウ畑を横切っています。踏み切りはないので十分に気をつけてください。

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写真:I PASTINI

オーナー一家が所有するこのトゥルッリは17世紀に建てられ、昔はここで人々や家畜が一緒に生活をしてました。ワインだけでなくプーリアの昔の生活習慣についても丁寧に教えてくれるので、この土地への理解がより深まります。

ここでは、ブドウの収穫期が終わるとトゥルッリの釜でパンを焼く一族の風習が現在も受け継がれています。

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写真:ケイコ ソリーノ

続いては、製造工程の説明です。手摘みされたブドウがワイナリーに運ばれてからボトル詰めされるまでを分かりやすく説明。8月中旬から秋にかけては貴重な製造風景を自分の目で見ることができます。

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写真:ケイコ ソリーノ

イトリア谷の白ワインを味わう極上時間

見学のクライマックスは、お待ちかねの試飲!会場はワイナリーで一番ブドウ畑が美しく見える部屋で。石造りのアーチが額縁となり、一枚の絵画のようにブドウ畑を眺めることができます。

正面向かって右には、イ・パスティニの社名の由来となった苗木植えに使うT字の鍬が飾られています。こちらも要チェックです!このエリアは石と土が混ざりあい農業には不利な土地、ブドウの苗木を植えるのも一苦労。でも、石が多いからこそミネラル感溢れる白ワインができるわけです。生産者の苦労に感謝して試飲ワインをいただきましょう。

写真:ケイコ ソリーノ

イ・パスティニの試飲では5種類のワインとおつまみが用意されます。

おつまみもプーリアの恵みづくし!時計周りにオリーブ、“フリッゼリーナ”という名の乾燥パンにトマトとバジルをのせてオリーブオイルをかけたもの、炒った乾燥ソラマメ、“タラッリ”と呼ばれる固焼きパン。ブッフェ形式なのでお代わり自由です。これにお水が付きます。

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写真:ケイコ ソリーノ

試飲は、スプマンテ1種類、白ワインと赤ワイン各2種類。ロゼワインの在庫があるときは赤ワインの代わりに提供されます。

オススメは、ワイナリーの名が冠されたヴェルデーカ種100%のスプマンテ「I PASTINI」。ミネラル感たっぷり&爽やかな酸味が心地よい一杯。夏の暑い日には泡でシュワァ~とさっぱり!したいですよね。

そして、もう1本は国内外で数々の賞を受賞するミヌートロ種100%の「RAMPONE」。繊細なアロマとすっきりとした甘さが特徴です。ミヌートロ種は粒が小さく皮が薄いため、収穫に手間が掛かりすぎるという理由から一度は消滅の危機にあった品種。こうして再び美味しいワインとなって味わえることに感謝です。

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写真:ケイコ ソリーノ

見学の記念にうれしい心遣い

参加者には、見学の記念にロコロトンドの街並みとイ・パスティニのブドウ畑が描かれたオリジナルの絵はがきがもらえます。ここで過ごした時間の思い出に忘れずに持ち帰りましょう。

受付では見学後にお気に入りのワインが買えます。日本への発送も有料で対応。友人や家族へのお土産には、ラベルにロコロトンドの昔の街並みが描かれたLocorotondo D.O.P.ワイン「ANTICO」を!

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写真:ケイコ ソリーノ

ワイナリーを訪れたいけど時間がない!という方には、ロコロトンドの旧市街にあるショップ「CUMME’」でイ・パスティニのワインが買えます。ワインボトルに街並みがハンドペインティングされたスペシャルな1本もありますよ!

<CUMME’の基本情報>
住所:Piazza Vittorio Emanuele 21,Locorotondo
電話:+393-931-7044
定休日:なし

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写真:ケイコ ソリーノ

I PASTINIの基本情報

住所:Strada Cupa Rampone Zona A,Martina Franca
電話:+39-080-431-3309
アクセス:私鉄スドゥ・エスト線ロコロトンド駅から車で5分、マルティーナ・フランカ駅から車で7~8分、アルベロベッロ駅から車で20分
営業時間:8:30~13:00、15:30~18:30
定休日:日曜日
見学料金:10ユーロ/名
備考:土曜日の見学は午前のみ実施、見学申込みはホームページからメールまたは電話で。

※ワイナリー見学に参加するときは、宿泊施設に送迎車をリクエストすると便利です。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

関連MEMO

I PASTINIホームページ

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