BluetoothとUSB有線の二刀流イヤホン!! ソニー「SBH90C」をXperia XZ2で聴いてみた

BluetoothとUSB有線の二刀流イヤホン!! ソニー「SBH90C」をXperia XZ2で聴いてみた

  • マイナビニュース
  • 更新日:2018/06/13
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●有線・無線の両方でつなげる首掛けイヤホン

ソニーからUSBデジタル有線とBluetoothワイヤレス、2通りの接続パターンが選べるイヤホン「SBH90C」が、6月23日に発売されます。今回は発売前の予習として、本機の使いこなし方をレポートしながら、USBデジタル接続に対応するイヤホンのメリットを考えてみたいと思います。

SBH90CはネックバンドスタイルのBluetoothワイヤレスイヤホンでありながら、パッケージに同梱されている専用ケーブルを使うと、Androidスマホに増えているUSB Type-C端子を搭載したスマホに有線接続ができる2Wayハイブリッドスタイルの、あるいは今ふうに言えば二刀流のイヤホンです。

○イヤホン端子がスマホから消えた結果……

2016年秋にアップルが発売したiPhone 7シリーズ以来、本体の防水・防塵性能を高めるため、あるいはデザインのスリム化を図るためにアナログイヤホン端子を省略したスマホが増えています。Android端末の場合はデジタル接続端子にUSB Type-Cを採用する機種が増えており、例えばソニーのXperiaやサムスンのGalaxy S/Note、LGのV30、ファーウェイの最新モデルであるP20 Proなどが代表格です。

ソニーのイヤホンSBH90Cは、今夏の新機種として国内3大キャリアが発売することになったソニーのAndroidスマホ「Xperia XZ2」と時を同じくして登場します。Xperia XZ2はソニーのXperiaシリーズとして初めて本体からアナログイヤホン端子を取り払って、音楽再生をUSBデジタル接続、またはBluetoothによるワイヤレス接続に絞り込んだスマホとしても注目されています。

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○USBデジタル接続で音質はどうなる?

アナログイヤホン端子を省略すると、スマホのオーディオ再生にとって必要なパーツの点数を簡略化できて、デザインのスリム化や気密性アップにもつながると言われています。音質的にはデジタル接続になると音の解像感や左右の分離感、音像の立体感が高まる効果が得られます。SBH90Cのように、USB接続の場合はハイレゾ対応のDAコンバーターや専用のアンプを介しながら明らかな音質の違いを引き出して、アピールしてくるイヤホンも今後増えるはずです。

でもやはり、スマホとイヤホンによる音楽リスニングは「ワイヤレスであることの利便性」に勝るものはないかもしれません。USB Type-Cによる接続に限定してしまうと、ほかに組み合わせるスマホやオーディオプレーヤーが限定されてしまうので、SBH90CはBluetoothによるワイヤレス接続にも対応しました。オーディオコーデックは標準的なSBC、iPhoneと相性のいいAAC、音質に定評のあるaptXまで広くサポートしています。NFC対応の機器どうしならペアリングもワンタッチ。クリアなハンズフリー通話が楽しめるマイクも内蔵しています。

ネックバンドスタイルの本体はしなやかに曲げられるので、身に着けた状態で本体のリモコンが操作しやすい所も特長。持ち運ぶときには付属のポーチにまるめてコンパクトに収納できます。細身のイヤホンケーブルはネックバンドの先端からではなく、途中から引き出すスタイルなので、イヤホンを耳に装着した時に突っ張る感覚もありません。音楽を聴かない時にはイヤホンのハウジングを背中合わせにしてペンダントのようにして身に着けられます。

内蔵バッテリーによるワイヤレス音楽再生は最大7.5時間対応ですが、USB接続でリスニング中には常時スマホから給電を行っています。Xperia XZ2などUSB接続のスマホと一緒に使う場合、いつでも音楽を聴きながらイヤホンを充電できます。つまり「ワイヤレスイヤホンのバッテリーが切れていて音楽を聴きたいときに使えない」ということがなくなるわけです。

今回はSBH90Cのサウンドを、ソニーのXperia XZ2を用意して、はじめにBluetooth接続から確かめてみました。

●Xperia XZ2と組み合わせて使ってみた

まず、NFCを使ってSBH90CとXperia XZ2のペアリングを済ませると、イヤホン側が最高音質のオーディオコーデックであるaptXを自動で選択します。

SBH90Cには9mm口径のハイレゾ対応ダイナミック型ドライバーが搭載されています。コンパクトでありながら入力された音楽信号に対する感度が鋭く、力強い駆動力を持たせているところが大きな特徴です。ハウジングにはドライバーから生まれる背圧を調整して、切れ味のよい低域を再現するために小さな孔(通気口)が搭載されています。

○BluetoothとUSBの音の違いは「パワフル」さ

ボーカルは音像が立体的で輪郭をクッキリと鮮やかに描きます。中高域は余韻がとても艶っぽくしっとりとしています。空間の再現力が高くワイドに音場を広げられるところはソニーのハイレゾ対応イヤホンh.earシリーズにもキャラクターがよく似ていると思います。

本体左側の先端にUSBケーブルを接続して、Xperia XZ2とのペアでハイレゾ再生を確かめてみます。SBH90CのUSB端子はキャップレスでむき出しなので、Bluetooth再生の時には少し見栄えが気になってしまいますが、USBケーブルを接続すると目立たなくなります。ケーブルはスマホをポケットに入れてちょうどよいぐらいの長さ約1.1m。

Bluetooth接続のサウンドを意識しながら比べて聴くと、USBデジタル接続の方が段違いにパワフルで、サウンドイメージの立体感がグンと引き立ってきます。USB接続の場合はハイレゾ対応のDACとアンプを介することになるぶん、底力に違いが出てくるようです。ロックやジャズのアグレッシブな演奏を聴くと、弾力感があふれるベースやドラムスの音の迫力が心地よく鼓膜を刺激してくれます。イヤーピースによる遮音性も高いので、地下鉄やバスなど騒音に囲まれる場所でも十分にクリアなサウンドが楽しめそうです。

○給電もOK!! USB接続イヤホンの先駆け的存在

SBH90CはUSB Type-Cを搭載するスマホと一緒に使う時はデジタル有線接続、またはBluetoothによるワイヤレス接続が選べたり、ハイレゾ対応やスマホからの給電もできる個性的なイヤホンです。

今後もUSB Type-C接続のイヤホンは他のオーディオブランドからも色んな工夫を凝らした製品が充実してくると思います。アメリカの人気オーディオブランド、シュアからはMMCX端子を搭載する様々なイヤホンに着脱できるリケーブル「RMCE-USB」も発売されます。

USB接続のイヤホンを選ぶときに一点注意したいポイントがあります。それはスマホなど音楽プレーヤーとして使う機器との互換性のこと。

iPhoneの場合、アップルが対応するアクセサリーの仕様について厳格なルールを決めているため、少なくともMFi認証を取得している製品についてはLightning直結タイプのデジタルイヤホンが正しく動作する安心感があります。

ところがAndroidの場合は端末の仕様がメーカーによって若干異なっていたり、OSの世代によっても動作に影響がでる場合があります。購入前にはできる限りメーカーが公開している互換性試験の結果をチェックしたり、店頭に展示されている実機を使って問題なく使えることを試してみることをおすすめします。

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