キャスト&スタッフが魅力を分析。『われらが背きし者』特別映像

キャスト&スタッフが魅力を分析。『われらが背きし者』特別映像

  • ぴあ映画生活
  • 更新日:2016/10/19
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原作者のル・カレは、スパイ小説の巨匠として絶大な人気を誇っており、政府や様々な勢力の思惑が複雑に絡みあう状況下で、諜報のプロフェッショナルたちがプライドと自らの命、自国の命運をかけて熾烈な駆け引きを繰り広げる様を描いてきた。しかし、本作の主人公は平凡な大学教授のベリーだ。

このほど公開になった映像は、彼がロシア・マフィアに属するディマに出会う場面から始まる。ディマがベリーに重要なデータが入っていると思われるUSBメモリを託したことで、平凡な男は“ディマの生きる世界”に妻ともども引きずりこまれてしまう。マクレガーは観客が「自分ならどうするだろう? と考えるはず」だと言い、キャストのダミアン・ルイスは「シンプルな設定でヒッチコック風とも言える」と分析する。

映画は“知らされなかった男”のベリーが熾烈な亡命劇に巻き込まれるドラマが描かれるが、監督のスザンナ・ホワイトは「ストーリーが現代的なのが最も印象的だった」と語る。原作者のル・カレは、東西冷戦が続く1960年代にデビューし、外交官の経験と想像力を駆使して『寒い国から帰ってきたスパイ』『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』など冷戦下で暗躍するスパイたちのドラマを描いてきた。一方、近年では『誰よりも狙われた男』など冷戦終結後の現代を舞台にした作品を多く手がけており、2010年に刊行された『われらが背きし者』も現代が舞台で、ディマ役の名優ステラン・スカルスガルドは「今の社会に潜んでいる問題を浮き彫りにしている」という。

もちろん、彼が描き続けてきた緊迫感のあるドラマや、魅力的な人物たちの駆け引きは本作でも健在で、完成した映画はスリリングな展開、現代の観客に向けた重厚なテーマ、深い人間ドラマが同時に楽しめる作品になっているようだ。
『われらが背きし者』

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