鈴村健一◆「今のところ梶くんとのシーンはホッとします」 梶裕貴◆「より多くの皆さんに届いてほしい作品です」

鈴村健一◆「今のところ梶くんとのシーンはホッとします」 梶裕貴◆「より多くの皆さんに届いてほしい作品です」

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  • 更新日:2019/09/24

鈴村健一◆「今のところ梶くんとのシーンはホッとします」 梶裕貴◆「より多くの皆さんに届いてほしい作品です」

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田中芳樹が手掛けたSF小説の金字塔「銀河英雄伝説」を再度アニメ化して話題となったファーストシーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」(2018年)。9月27日からセカンドシーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」がイベント上映され、3章に分けて銀河帝国と自由惑星同盟間の壮大な戦いと登場人物たちの生き様を描く。今回、ファーストシーズンから引き続き出演する鈴村健一と梶裕貴を直撃! 自由惑星同盟の筆頭で「魔術師ヤン」、「ミラクル・ヤン」とも呼ばれる名将、ヤン・ウェンリーを演じる鈴村と、彼の被保護者であるユリアン・ミンツを演じる梶。本作の見どころや2人の実際の関係性、役作りなどについて話を聞いた。

──まずは、ご自身とキャラクターが似ていると思うところを教えていただけますでしょうか。

梶 「“相手をどう思っているか”でしょうか。ユリアンはヤンを、僕は鈴村さんを“リスペクト”しているので、そこは似ているんじゃないかなと思います。これは、声優としてユリアンというキャラクターに触れた瞬間から感じていたことですね」

鈴村 「僕は、いろんな場所で『ヤンと似ているなんておこがましい』と言っているんですよね(笑)」

梶 「そっくりですよ!」

鈴村 「いやいや、純粋に憧れてはいますよ? ヤンは、何事も悟って見ていてすべてを柳に風と受け流す中庸なキャラクター。それって、ある意味“超人”みたいに捉えられがちなんですけど、ヤンの良いところは実は超人ではないところなんです。俯瞰しているように見えて、主観で動くところがしっかりあって」

──そこがヤンの複雑なところですね。

鈴村 「自分の暮らしている世界というものをベースに物事を考えているんですが、そうじゃないところへ視点を飛ばすこともできる。そういう、主観と俯瞰の使い分けがヤンらしくて面白いところです。実際にはなれないけれど、“こういう人になりたい”と思います」

──梶さんは「そっくり」とおっしゃっていますが。

梶 「はい。今の鈴村さんの解説を聞いて、あらためて“そっくりだな”と思います。僕に見せてくれるパプリックイメージとは違った部分も含めて、余計に思いますね」

鈴村 「そうかなぁ…」

──それぐらい互いをよく知るお二人ですが、ヤンとユリアンの関係性はどのように築いていきましたか?

梶 「ユリアンとヤンの信頼関係は冒頭から完成されていなければいけないものだったので、そこに関してはとても繊細に意識をしていました。」

──戦争孤児だったユリアンは、トラバース法と呼ばれる特例法によりヤンに引き取られます。確かに、その段階ですでにヤンへの感謝や尊敬の気持ちはありましたね。

梶 「そうなんです。だから、セカンドシーズンに入ってからもファーストシーズンで作ったものを継続させる感覚でしたね」

鈴村 「梶くん、きっとこの質問で僕らに答えてもらいたいのは、信頼関係を深めるために『梶くんと毎晩電話している』とか、『毎日ご飯を一緒に食べている』みたいなことだと思うよ」

梶 「あれ、そういうことでした?(笑)。僕はできればそうしたいですけどね!」

──ここまでのお話でも分かる通り、確かに、鈴村さんと梶さんの関係性はすでに出来上がっていますね。

鈴村 「僕は、キャストが発表された時からユリアンが梶くんで良かったなと思っていて、絶対の信頼と安心感の中で演じることができました。そんな中で演じたヤンとユリアンは、保護者と被保護者であり親子みたいな関係ですが、それ以上の関係であると読み取れます。おそらくヤンは、ユリアンが自分を指導者として見ていることを分かっていると思うのですが、だからといって“すごい人間で居続けよう”と思っても案外できなくて、そんな自分に少し諦めを感じています。でも、ユリアンがいなければもっとだらしなくなっていたのかもしれないと思うと、2人の関係はすごくポジティブだなと感じます。そして、今のところ梶くんとのシーンはホッとします」

梶 「ありがとうございます!」

鈴村 「ただ、ここからは、ユリアンも軍に入り軍人として生きることになるので、これまでの関係性とはまた違ったものになるとは思います」

──では、まだ本作に触れたことがない人のために、お2人が感じているこの作品の魅力を教えてください。壮大な物語なので難しいかもしれませんが…。

鈴村 「うーん、たくさんあるので…難しいですね… (笑)」

梶 「そうですよね。大河ドラマですからね。魅力を挙げるとしたら…“人が人らしく生きている作品”だということですかね。戦争は必ず人が引き起こすもので、決着をつけるのもまた人。そんな中で誰が味方で誰が敵なのか、何が正義で何が悪なのか、と揺らぐところに人間の本質が見えます」

──「銀河英雄伝説」が人間ドラマと言われる理由の一つかもしれないですね。

梶 「はい。それに先ほど、キャラクターと似ているところといった話がありましたが、視聴者の皆さんの中に登場キャラクターの誰か、どこかには“自分にもこんな瞬間があるな”と共感する部分がきっとあると思うんですよね。名作だということは知っていたものの、本格的に触れる機会は実際に演じさせていただいている今回が初めて。歴史ある作品ですし、緻密さと奥が深い分、複雑に感じられてしまって自分に理解しきれるかなと思うことはありましたが、いざ触れてみると意外にも身近な感情が詰まっている作品でした。そうした感情を、フィクションかつアニメーションとして描く面白さも詰まっています。より多くの皆さんに届いてほしい作品です」

鈴村 「扱っているテーマは宇宙戦争でファンタジックですが、原作やアニメを見ると“これ、実際にあった話じゃないの?”って思うんですよね。フィクションでありながらすごくノンフィクション的な要素もあるんです。例えば、ジェシカ・エドワーズ(木下紗華)の物語。ヤンとは学生時代からの友人で、教師から政治家に転身した女性なんですが、その後の人生がとにかく悲惨で、ドキュメンタリーのようです。今後の見どころでもありますね」

──思いがけないことがあっさり起こってしまうというリアリティーがありますよね。

鈴村 「そこがこの作品のすごいところ。原作は随分前(1982~87年)に刊行されていますが、あの頃にこういった物語が生まれていたことはすごく革命的だと思います」

梶 「劇中、クーデターも起きるのですが…それがまたリアルで、創作物でありつつノンフィクション的要素をすごく感じました。ショックを受けた展開ではあるのですが、この作品の魅力を存分に感じられます。銀河全体の未来が掛かっているエピソードなので、ぜひご覧いただきたいです」

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取材・文/松本まゆげ 撮影/為広麻里
ヘア&メーク/坂本沙織[アートメイク・トキ](鈴村)、中山芽美[e-mu](梶) スタイリング/村田友哉[SMB International.](鈴村)

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