【ジャパンC】オーソリティ 秘策で勝負駆け、木村師こだわり捨て“格上”が異例の先行

【ジャパンC】オーソリティ 秘策で勝負駆け、木村師こだわり捨て“格上”が異例の先行

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  • 更新日:2021/11/26

【G1ドキュメント・美浦=24日】木村厩舎いつものWコース3頭併せ調教で、イレギュラーな“並び”に田井は驚いた。ジャパンCに出走する格上のオーソリティがリアグラシア(2歳1勝クラス)&ヴィントミューレ(3歳1勝クラス)を先行し、リードホースの位置取り。普通なら最終追いの格上が追いかけるところだ。馬なりのまま併入した6F84秒6~1F11秒6の絶好の動きには目が奪われただけに、この並びについて陣営の意図が気になった。

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3頭併せで追い切るオーソリティ(右)(撮影・郡司 修)

木村師の弁。「前走も含めて、当該週はいつも後ろから追いかける形でやってきて、そこにこだわっていた部分もある。ただ、毎回(後ろで)脚をためることに苦労していて、今回も同じ調整方法でいいのか、異なる秘策を取るべきかずっと考えていた。最終的に、先行する形を取っても何らマイナスにはならないだろうと判断しました」。こだわりを脇に置き、苦労させないスムーズさを重視した現状の愛馬に最良と思われる選択をした。

中2週の競馬は未体験ゾーンだが、「馬はへこたれず、リカバリーしてくれた。いい意味でいつも通り、順調にきた」。左回りは全て重賞で4戦3勝、2着1回。「データに出ている以上は認めざるを得ない。逆に今回走ってくれないとつらいですけど」と笑いを誘うが、勝負駆けの一戦には違いない。最後にジャパンCへの思いを聞かれると表情がひときわ引き締まった。「世界が注目する、夢があるレース。管理馬を出走させることができて本当に幸せ。今年も多くのダービー馬、3冠馬もいて、ワクワクするメンバーですから」。日本を代表する競走馬とホースマンを最前線で取材できる幸せを改めてかみしめた田井だった。

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