富士山麓で豊かな森づくりを アサヒ飲料工場と静岡県らが協定

富士山麓で豊かな森づくりを アサヒ飲料工場と静岡県らが協定

  • 日本食糧新聞電子版
  • 更新日:2021/04/08

アサヒ飲料の富士山工場(静岡県富士宮市)は、静岡県と認定特定非営利活動法人富士山クラブと3月15日に「しずおか未来の森サポーター」協定を締結し、6月から「森づくり活動」を始動する。同協定は、富士山麓に広がる豊かな森づくりを通じて、環境教育や水源地保全活動に取り組み、参画者が環境保全の重要性を理解し、体感する場としていくこと。さらに、この活動と思いを未来の世代へつなげ、豊かな自然環境を継承していくことを目的としている。

同協定締結による「森づくり活動」の対象森林は、富士宮市北山約1.63ヘクタール(富士山クラブが富士宮市と別途協定を結び、北山工業団地内で管理する森林)となる。協定締結期間は、2026年3月31日までとなり、以降、1年ごとに自動更新となるという。

「森づくり活動」について、3者はそれぞれの役割を担う。アサヒ飲料富士山工場は、森林整備活動や環境教育活動、林内環境整備活動、森林整備への資金提供などを担う。静岡県は指導・助言や情報発信、活動認定に取り組む。富士山クラブは活動場所の提供や森林整備の計画、実施、活動サポート業務を担当する。

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左から野口健富士山クラブ理事長、杉野英昭アサヒ飲料富士山工場工場長、市川敏之静岡県くらし環境部長

アサヒグループでは、「水」に関わる飲料や食品を製造・販売していることから、特に水の保全活動を環境の取組みの中で大きなテーマとして位置付けている。さまざまな自然の恵みを用いて事業活動を行う企業として、水は製品を生産する上で最も重要な資源であり、水資源の保全は企業としての社会的責任であると考え、地域の水源を守る活動「森づくり活動」を実施しており、今回の富士山工場は北陸工場(富山県入善町)、岡山工場(岡山県総社市)に続く3工場目となる。

同グループは、持続可能な社会の実現に向け、自然の恵みを次世代につなぐことを目的に「環境ビジョン2050」を策定。2050年までに、事業活動における環境負荷ゼロ(ニュートラル)を目指すとともに、独自技術や知見を生かした新たな環境価値創出(プラス)に挑んでいる。工場での水の使用効率を高めて使用量の削減を進めるとともに、森林保全により、水の涵養能力(森が水を育み蓄える能力)の強化を進めていく。

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