
JAしまねは、6月23日、ロシア・ウクライナ情勢による原油や穀物類の世界的な不足などの影響で価格が高騰している肥料や飼料の農家負担を支援するため、対策事業を行うと発表した。
JAしまね 石川寿樹組合長:「今、農業の関係では生産資材がかつてないほど高騰しておりまして、特にエサですね。」
ロシア・ウクライナ情勢による原油や穀物類の世界的な不足などの影響で、価格が高騰している肥料や飼料。
そんな中、JAしまねでは生産者を支援するため、総額1億5千万円の対策事業を行うと発表した。
JAしまねで、去年1月から来年3月までの間に飼料や肥料を購入した生産者を対象に、飼料購入額の1%及び肥料購入額の2%を支援するという。
JAしまね 石川寿樹組合長:「行政に頼るばかりではなくて、私ども協同組合、JAとして、何ができるのかなということであります。」
また、対策の財源確保として、常勤役員の報酬を一部カットするとしている。