J2移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

J2移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

  • フットボールチャンネル
  • 更新日:2021/02/22
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【写真:Getty Images】

新潟の新たなストライカー

Jリーグの各クラブは2月下旬の開幕に向けて、準備を進めている。新たに加入する選手もいれば、古巣に別れを告げて新たなチームへと移籍する選手もいる。今回フットボールチャンネルでは、新天地で新たなシーズンを迎えるJ2の注目選手を複数回にわたって紹介していく。

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FW:鈴木孝司(すずき・こうじ/背番号9)
生年月日:1989年7月25日(31歳)
2020リーグ戦成績:14試合出場/0得点1アシスト
所属クラブ:セレッソ大阪→アルビレックス新潟

FC町田ゼルビア在籍時代、二度の大怪我に悩まされた鈴木孝司は2018年に戦力外通告を受けている。しかしその後、合同トライアウトに参加しFC琉球への加入を掴み取ると爆発。開幕から得点を量産し、最終的には27試合の出場で15得点をマークするなど、サポーターに歓喜を届け続けていた。

その活躍が認められ、2019シーズン途中にセレッソ大阪へ移籍。苦労の末、見事J1への切符を掴み取ったのである。しかしトップカテゴリーの壁は厚く、C大阪での最初のシーズンは公式戦12試合で1得点という成績。昨季は満足いく出場機会を得られず、FWとして屈辱的な無得点に終わっている。

そんなベテランストライカー鈴木にとって、アルビレックス新潟への移籍は再起をかけた挑戦になる。高知ユナイテッドSC、カマタマーレ讃岐との練習試合で得点するなど新天地でさっそく期待値を高めているが、その勢いを維持しシーズン開幕を迎えられるか。新潟の新ストライカーに注目だ。

小さなアタッカーが恩師の下へ

MF:中川寛斗(なかがわ・ひろと/背番号14)
生年月日:1994年11月3日(26歳)
2020リーグ戦成績:19試合出場/3得点0アシスト
所属クラブ:湘南ベルマーレ→京都サンガF.C.

柏レイソルの下部組織で育ち、2013年にトップチームデビュー。湘南ベルマーレには2013年、翌2014年に期限付きで加入しており、柏復帰を経て2019年に完全移籍を掴み取っている。2019シーズンは怪我に悩んだが、昨季はリーグ戦19試合に出場。自己最多タイとなる3得点をマークしていた。

運動量が抜群に豊富であり、前線からの守備をサボることがまったくない。身長155cmと世界的にはもちろん、Jリーグ内でもかなり小さな選手だが、大柄なDFの間をすり抜けていく俊敏性とテクニックを兼備しており、最終ライン背後へのランニングでも存在感を示すことを可能としている。

小柄なアタッカーは契約満了に伴い2020シーズン限りで湘南を退団。新天地は恩師・曺貴裁監督率いる京都サンガF.C.に決まっている。京都では献身的なプレーはもちろんのこと、決定的な仕事もより多く果たしていきたいところ。松田天馬、武富孝介ら元湘南戦士と共にクラブを昇格へ導けるか。

爆発が期待される若きストライカー

FW:安藤瑞季(あんどう・みずき/背番号11)
生年月日:1999年7月19日(21歳)
2020リーグ戦成績:33試合出場/7得点2アシスト(FC町田ゼルビア)
所属クラブ:セレッソ大阪→水戸ホーリーホック

長崎総合科学大学付属高校で頭角を現し「高校No.1ストライカー」と称されていた安藤瑞季は、セレッソ大阪でプロキャリアをスタート。ただ、U-23チームではまずまずの結果を残していたが、トップチームにはほとんど絡むことができず。昨季はFC町田ゼルビアへ育成型期限付き移籍していた。

初めてのJ2の舞台では開幕から14試合連続ノーゴールと苦戦。第16節の愛媛FC戦でようやくシーズン初ゴールを決めたが、その後は負傷離脱などもあって結果を残せず。戦列復帰した終盤戦こそ追い上げを見せたが、最終的に33試合の出場で7得点と、FWとしては物足りない数字を残している。

町田での武者修行を終えた安藤はC大阪に戻ると思われたが、2021シーズンより水戸ホーリーホックへ完全移籍することが発表された。同チームでは、昨季15得点を挙げた山口一真(松本山雅FC)に劣らぬ活躍が求められるだろう。また、J2では兄である安藤翼(SC相模原)との対戦にも注目だ。

サックスブルーからオレンジのユニフォームへ

FW:中野誠也(なかの・せいや/背番号27)
生年月日:1995年7月23日(25歳)
2020リーグ戦成績:33試合出場/8得点1アシスト
所属クラブ:ジュビロ磐田→大宮アルディージャ

2016年の全日本大学サッカー選手権大会で得点王に輝くなど、筑波大学で活躍していた中野誠也は2018年にジュビロ磐田へ入団した。加入当初は出場機会に恵まれていなかったが、ファジアーノ岡山への期限付き移籍から復帰した昨季はリーグ戦33試合に出場。キャリアハイの8得点を記録した。

中野は身長173cmと大柄なタイプではなくポストプレーなどでは強みを発揮しないが、アジリティを兼ね備えているため、一瞬の動き出しで相手を無力化することが可能。自らが得点などで主役になれずとも、オフ・ザ・ボールのアクションで味方にスペースを供給できる点も大きな魅力と言える。

大宮アルディージャは昨季、15位でシーズンを終えるなど低迷。FWの人選がなかなか定まらず、総得点数「52」はリーグワースト6位となるなど、攻撃力の無さが大きく響く結果になった。そのため、下部組織時代も過ごした磐田を離れた中野には、攻撃のグレードを高める働きが求められる。

経験豊富なCB

DF:鈴木大輔(すずき・だいすけ/背番号13)
生年月日:1990年1月29日(31歳)
2020リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
所属クラブ:浦和レッズ→ジェフユナイテッド千葉

J1リーグ通算150試合以上の出場を誇り、日本代表としてのプレー経験も持つセンターバックだ。対人守備の強さはもちろんのこと、的確なコーチングで全体を引き締め、鋭い予測でピンチを未然に防ぐこともできるなど、クレバーな対応にも定評が。チームに安心感を与えることができる存在だ。

2019年に加入した浦和レッズでは当初こそ出番がなかったが、後半戦に入ると定位置を奪取。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では10試合に出場し、チームの準優勝に貢献していた。しかし、昨季は出場機会が激減。リーグ戦とYBCルヴァンカップ合わせて出場数はわずか「6」に留まっていた。

そんな鈴木大輔を獲得したのがジェフユナイテッド千葉だ。2009年以来のJ1参戦を目指す同チームにとって、国内での経験値が豊富、さらには欧州でもプレーした実績を持つ守備職人の加入は間違いなく大きいだろう。その鈴木は、新天地でさっそく主将に就任することが発表されている。

編集部

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