屈辱3連敗の朝乃山に審判長苦言「強引にでも前に」

屈辱3連敗の朝乃山に審判長苦言「強引にでも前に」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/09/15
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照ノ富士に上手投げで敗れ、表情を曇らせゆっくり立ち上がる朝乃山(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館

大関朝乃山(26=高砂)が、屈辱の初日から3連敗を喫した。7月場所で敗れた大関経験者の東前頭筆頭照ノ富士に上手投げで転がされた。立ち合いからもろ差し気味に寄っていったが、勝負を急いだ強引な投げが裏目に出る結果となった。大関の初日からの3連敗は、初場所の豪栄道以来。大関貴景勝も敗れるなど、三役以上では関脇正代以外が総崩れとなる波乱の1日となった。

◇   ◇   ◇

狂った歯車を修正できない。7月場所を制した照ノ富士を相手に、先に攻めたのは朝乃山だった。得意の右四つではなく2本差して土俵際、寄り切れずに左からすくい投げにかかった。しかし照ノ富士にうまく体を入れ替えられ、逆襲の上手投げを食らった。両横綱の休場で最高位として迎える今場所。平幕だった昨年初場所以来となる初日からの3連敗で、波乱の1日の象徴となってしまった。

周囲も心配の目を向ける。八角理事長(元横綱北勝海)はすくい投げにいった場面を敗因に挙げ「勝ちたいからどうしても投げにいってしまう」と心境を察した。土俵下から取組を見守った伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士)も「強引にでも前に出ればいいのに」と苦言。高砂部屋の大先輩、元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏にいたっては「どこの大関なんだよ? 馬鹿ヤロ!! 恥ずかしい!! こんな取り組みならやめろ!! 」とSNSに連続投稿でぶち切れた。その後「好きこそ辛口だ!」と後輩に期待を込めた。

連敗を抜け出せないショックからか、2日連続でリモート取材を拒否。大関2場所目となった角界の看板は、もがき苦しみながら初白星を目指す。【佐藤礼征】

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