

島根のオーナーが駆る2t活魚・鮮魚輸送便の水産特急は、高品位なパーツ&ペイントでレトロモダンを追求。
タイヤショップで「古いクルマを大切にしていますね」と驚かれたとき、思わずニヤリとしたという。ベース車は平成23年式だからだ。
特筆すべきは、レトロ気分満点のフェイス回りで、ドルフィンのシャッターグリル、丸型バイザーを組み合わせた330ヘッドライト、「追掛部隊零番機」と刻んだグリルアンドンなど、ツウ好みなアイテムを豪快にラインナップ。
精悍なキャデラックバンパーとの相性もバッチリ。また、キャブトップには、アートフレンドが手腕をふるったバイザー&ミラーステーを装着し、現代的なセンスで個性をアピールする。
一方の荷台回りは、箱2面に踊る筆文字(モモタロー作)とリア観音扉を彩る波絵(ステージ上田作)が見どころ。
オーバル型のバスロケットやアンドンを配したサイドバンパーなど、箱の上下にもビューポイントを用意する。撮影後には、箱前面にウロコステンレスをあしらうほか、フロントパネルにウイングマークや弁当箱も装着。シートキャリアの搭載やリアバンパーのリメイクを検討中だ。
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写真:原 幸信 文:CAT菱川
カミオン2014年4月号をもとに再構成