<下関19日12R>初日メインカードの12Rドリーム戦は、1号艇の関浩哉(28=群馬)が逃げ切って人気に応えた。インから踏み込んだスタートは極限のコンマ01。外5艇に全く寄せ付けない完勝劇を披露した。
レース前は「特訓では3号艇(吉田裕平)の方が良さそうだった。出ている人には分が悪い」。こう不安を漏らしていたが、終わってみれば関の独り舞台。選考勝率トップの底力だけが際立った一戦だった。
不安だった舟足も上昇ムード。「まだ重さはあるが出足や行き足は悪くなかった。水面が良かったので乗りやすさもあった」と一定の評価を与えた。20日のシリーズ2日目は2R5号艇と8R4号艇。この2走も目が離せない存在だ。