山田杏奈主演映画『ひらいて』への思いを首藤凜監督が明かす「原作を読んだ当時はとにかく愛に共感していた」

山田杏奈主演映画『ひらいて』への思いを首藤凜監督が明かす「原作を読んだ当時はとにかく愛に共感していた」

  • WEBザテレビジョン
  • 更新日:2021/09/15
No image

主演:山田杏奈、共演:HiHi Jets・作間龍斗による映画「ひらいて」の新場面写真  (C)綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会

山田杏奈が主演を務める映画「ひらいて」(10月22日[金]公開)で、メガホンを取った首藤凜監督が作品に込める思いを明かした。また、山田演じる主人公・愛が壁にもたれかかりながら、どこか寂しげに誰かを見つめている様子が捉えられた新場面写真が解禁となった。

【写真を見る】“禁断の三角関係”をイメージさせる場面カット

「ひらいて」は、女性から圧倒的な支持を得る芥川賞作家・綿矢りさが、高校生の思い詰めた恋心、暴走する思いを描き、人間の根源的な愛を問う小説。そんな文芸少女のバイブルとなった作品を新進気鋭の若手監督・首藤凜の脚本・監督で映画化される。

学校でも優等生でビジュアルも良く人気者の愛。恐れを知らない彼女の熱い恋心は、彼の恋人にまで向けられ、物語は三角関係だけにとどまらない方向へと進んでいく。

原作に出合った学生時代から脚本を書き続け、原作者である綿矢に映像化へのアプローチをかけていたという首藤監督。そんな首藤監督の様子を、今作のプロデューサーである杉田浩光氏は「“この作品が撮れないなら人生が終わる”くらいの熱量だった」と語る。

そんな首藤監督は、愛のキャラクター作りについて「愛には強い思い入れがあったし、原作を読んだ当時はとにかく愛に共感していた。でも、周りの意見を聞いたり、自分も年齢を重ねるうちに、どうやら多くの人は愛に深く感情移入はできないらしいということに気付いて。『どうしよう!』と思ったんですが、ちょっと愛を引いて見る感じにしようと。第三者が愛を見た時に、“気になるちょっと面白い女の子”と見えるようにと、愛を描くことには苦労しました」と脚本の制作時について振り返った。

首藤監督が原作と出合ってから8年の年月がたち映画化となった「ひらいて」。首藤監督は「“あの頃はこう感じたけど今思うとちょっと笑えるな、イタイな”と思う部分もあったので、そういう部分に共感してくれる人がいたらうれしい。逆に“なんか見たくない!”って目を覆いたくなるような気持ちになってくれたりすればいいなと思いました」と、見どころについて語った。

同作を見る人には、愛というキャラクターにどこか共感しながら、過去の黒歴史を振り返り、自分自身と向き合える作品となっている。

映画「ひらいて」ストーリー

高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。そんな彼女は、同じクラスの“たとえ(作間龍斗)”にずっと片思いをしている。

彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと引かれていた。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。

しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまったことで、事態は一変する。「たとえに、恋人がいるのではないか」という疑惑がぬぐい切れず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。

手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪(芋生悠)。その時、愛は初めて2人がひそかに付き合っていることを知る。そして、言いようのない悔しさと心が張り裂けそうな思いが彼女を動かす。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加