
放置されてきたタケノコを使った加工品の販売が、22日から大分県内のスーパーで始まりました。
県内のトキハインダストリーで22日、発売されたのがこちらのタケノコの水煮。
使っているのはこれまで手つかずになっていたタケノコです。
この取り組みは中津市や味の素などが、担い手不足などのため無駄になっていた農作物を価値あるものに変えようと企画しました。
プロジェクトにはAPU立命館アジア太平洋大学の学生団体も参加し、一部、収穫や加工も手伝いました。
SDGsの17の目標のうち「陸の豊かさを守ろう」などにも繋がる今回の取り組み。販売初日の22日は学生たちも店頭に立ち商品をPRしていました。
◆APU4回生 古路保友さん
「SDGs自体を勉強することがあっても、こうやって行動に移すということがなかなかない機会だったので本当に今回いい経験をさせてもらった」
この「タケノコの水煮」は県内にあるトキハインダストリーの全ての店舗で販売されています。味の素は、「今後は、ほかの農作物を使いこの取り組みを広げて行きたい」としています。