音声で操作できる「スマートディスプレイ」は次のトレンドになるか

音声で操作できる「スマートディスプレイ」は次のトレンドになるか

  • マイナビニュース
  • 更新日:2018/01/13
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●グーグルの新製品と意気込み

米ラスベガスで開催中の「CES 2018」の会場では、音声アシスタント「Googleアシスタント」の勢力拡大を狙うグーグルが大きな存在感を示している。

アマゾンとの間で熾烈なパートナー獲得競争を繰り広げるグーグルが、次なる戦いを挑もうとしているカテゴリーが「スマートディスプレイ」だ。

○複数のメーカーから「スマートディスプレイ」が登場

これまでグーグルは、CESのような大型展示会ではなく独自のタイミングで製品を発表する傾向にあった。だがグーグルは音声アシスタントの分野でアマゾンの勢いに押されている。そこでCESに出展し、多くの家電製品が対応していることをアピールしたいという姿勢が感じられた。

CES会場に設置されたブースには、スマートスピーカーはもちろん、電球からコーヒーメーカー、テレビに至るまで、Googleアシスタントに対応したありとあらゆる製品が集結した。裏を返せば、グーグルが音声アシスタントの市場で生き残ることを非常に重視していることがうかがえる。

その中でも注目のカテゴリーは、グーグルが新たに提唱した「スマートディスプレイ」だ。スマートスピーカーに画面を付け加えたような製品で、アマゾンが米国で売っている「Echo Show」に対抗する位置付けだ。

タブレットとはどう違うのだろうか。画面はタッチに対応しており、ソフトウェアもAndroidベースと共通点は多い。だがスマートディスプレイは、機能を絞り込むことでデジタル機器に不慣れなユーザーでも簡単に使えるのが特徴だ。

PCよりも手軽で簡単に扱えるはずだったタブレットは高機能化が進み、PCを置き換えるほどの勢いだ。その反面、複雑になり使いこなしは難しい。間違った使い方をして個人情報を盗まれるとか、他人に迷惑をかけるのではないかという不安がつきまとう。

その点、スマートディスプレイはシンプルだ。機能として、カレンダーの予定や天気予報の確認、目的地までの道順、レシピの検索、YouTube動画、Play Musicの音楽など、グーグルのサービスを音声による操作で利用できる。

自宅でのインターネット利用は、動画再生とネット通販が使えれば十分という人も多い。2〜3万円で購入できるスマートディスプレイは、やがて家庭用PCやタブレットを置き換える可能性を秘めているというわけだ。

●スマートスピーカーの日本上陸は?

○スマートスピーカーに続く日本上陸はあるか

CESのグーグルブースには複数のメーカーによるスマートディスプレイが展示された。いずれも本体デザインや画面サイズ、スピーカー性能が異なるものの、できることは基本的に同じ。プラットフォーム自体はオープンなので、今後も多数のメーカーによる参入が予想される。

日本上陸への期待も高まる。アマゾンのEcho Showは日本で未発売だが、音声アシスタントの「Amazon Alexa」は日本語に対応し、すでにEchoシリーズのスマートスピーカーは発売されていることから、Echo Showがそれに続く可能性は十分にありそうだ。

一方でグーグルも、Googleアシスタントに多大な開発費を投じて日本語に対応させている。スマートスピーカーに続き、Googleアシスタントの利用シーンを広げるという意味でも、日本市場への投入を狙ってくるはずだ。

気になるのはアマゾンとグーグルの衝突だ。2017年末には、アマゾンのEcho ShowによるYouTube動画の視聴をグーグルがブロックした問題が注目を浴びた。だがアマゾンも、グーグルなどによる競合製品を販売しない姿勢が批判されている。

スマートスピーカーやスマートディスプレイを軸に、2018年は音声アシスタントの覇権争いがさらに激化することは間違いなく、日本でも目が離せない状況になりそうだ。

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