ユース取材ライター陣たちが推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.1

ユース取材ライター陣たちが推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.1

  • ゲキサカ
  • 更新日:2017/10/12
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特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権予選注目の11傑』」

ゲキサカでは熱戦展開中の第96回全国高校サッカー選手権予選の注目選手を大特集。「選手権予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権予選注目の11選手を紹介してもらいます。第1回は関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏による11名です。

森田氏:「今回のキリンチャレンジカップに選ばれたメンバー24人のうち、育成年代を関西で過ごした選手はDF昌子源やMF井手口陽介など9人。喜怒哀楽がはっきりしていて、ラテン系とも言われる気質のおかげか、これまで多くの個性溢れる選手が生まれてきました。今年も関西の高校から、MF大垣勇樹(興國高→名古屋)、FW町野修斗(履正社高→横浜FM)ら4人のプロ入りが決定しましたが、彼ら以外にも今後羽ばたいてもおかしくない選手がたくさんいます。今回は関西の可能性を秘めた選手を紹介できればと思い、惜しくもインターハイに出場できなかった選手の中から、今年観ておもしろいと感じた選手を選びました」

以下、森田氏が注目する11名

GK中原将人(神戸科学技術高3年)

「189cmの高身長はアメリカ出身の父親譲り。高さを活かしたハイボールはもちろん、『攻撃でも貢献したい』と口にするように、練習から徹底するキャッチングからの素早いパントキックで攻撃の起点としても機能する」

DF中村禄郎(久御山高3年)

「技巧派集団の中で異彩を放つ守備職人。『久御山は攻撃とか上手さが目立つけど、僕は1対1の強さにめちゃくちゃ自信がある。FWが活きるように常に考えている』と話すように、冷静な守りでイケイケの攻撃陣を支える」

DF井上聖也(県立西宮高3年)

「中高ともに決して目立った経歴はないが、CBとしてのポテンシャルの高さはピカイチ。185cmの高身長を活かした競り合いの強さに加え、左右両足からの組み立てでチームの勝利に貢献する。インターハイ予選では、士気を高める声出しでチームを盛り上げ、決勝進出の立役者となった。

DF西矢健人(大阪桐蔭高3年)

「本来は左足での正確な展開が光るボランチだが、CBもそつなくこなす起用さを持つ。体格は決して恵まれた選手ではないが、『中学校の時から小さかったので、相手と駆け引きをすれば勝てる』と口にするように工夫をこらした対応でハンデにせず、守備に安定をもたらす心強い存在」

DF尾山海斗(近大附高3年)

「爆発的なスプリントで左サイドを駆け上がり、クロスとシュートで相手の脅威になるサイドアタッカー。『自信がついてきた』今年は、持ち味をより発揮できるようになり、プリンスリーグでも結果を残してきた。『全国に出場して、結果を残すことが目標』を果たすため、予選でも大暴れを狙う」

MF武藤巧真(香芝高3年)

「ルーキーイヤーから出場機会を掴むMF。2年前に選手権を経験した際はアタッカーとして起用されたが、現在はボランチとしてプレー。しなやかなドリブルで3列目から果敢に攻め上がり、攻撃にアクセントを加える。『もう一度立ちたいと思った』と振り返る選手権の舞台に戻れるか注目だ」

MF尾崎僚(和歌山北高3年)

「力強いボールハントと組み立て能力を備えたボランチ。今季のチームの要として期待されながら、2度の怪我に苦しんだが、現在は選手権予選に向けて復調気味。『自分の納得いくプレーができなかった』と振り返る選手権でのリベンジを果たすために、まずは県での活躍に期待」

MF江口稜馬(野洲高3年)

「昨年の選手権で好プレーを披露し、全国に名を売ったボランチ。元々、定評があったパスセンスに加え、今年は選手権優勝のメンバーである金本竜市さんの指導を受け、ロングキックが大きく成長。夏以降は、気迫溢れる守備も目を惹き、一皮むけた感がある」

MF藤田昂陽(綾羽高3年)

「スピードを活かした突破で対面を置き去りにする関西屈指のMF。これまでは縦への突破が中心だったが、更なる高みを目指した今季は新たな武器の開拓にも着手。『カットインしてからのシュートは絶対に決めれる』と胸を張るように、決定力も身につき、より怖さが増している」

FW池田昌生(東山高3年)

「力強い突破とパス能力を完備した絶対的なエース。前線で見せる圧倒的な存在感は、入学のきっかけとなったOBの鎌田大地と通じるものがある。これまでは怪我で飛躍のきっかけを掴めずにいたが、力は十分で、高校最後の舞台への意気込みも強い」

FW中上瑞月(和歌山工高3年)

「和歌山屈指の点取り屋。しなやかな身のこなしから繰り出すドリブルが売りで、全国でどこまでできるか見てみたい選手の一人。突破の切れ味はリズムに乗ると誰にも止められないほどで、和歌山工が3度目の選手権出場を果たせるかは彼にかかってると言っても過言ではない」

執筆者紹介:森田将義(もりた・まさよし)

1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。●【特設】高校選手権2017

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