
公式会見に臨んだ鬼木監督(写真左)とキャプテンの橘田。意気込みを語った。写真:川崎フロンターレ提供
日本からは横浜、川崎、浦和、甲府の4チームが出場するACLが9月19日にいよいよ開幕する。
悲願の大会初制覇を目指すは川崎は、蔚山現代(韓国)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、パトゥム・ユナイテッド(タイ)と対戦する、いわゆる“死の組”と呼ばれるI組にグループ分けされた。
ACLは今大会から9月に開幕し、来年の5月に決勝が行なわれるスケジュールへと変更。グループステージは東西各地区の20チームが5組に分かれて戦い、各組1位と、2位の成績上位3チームの計8チームが決勝トーナメントに進出する。
川崎は初戦で前回大会のグループステージでも対戦した“因縁の相手”とも言えるジョホールと戦う。ジョホールのホームとなるマレーシアで集中開催された昨年のグループステージでは、そのジョホールとは1勝1分の成績だったが、川崎はグループ2位で決勝トーナメント進出を逃した。
【PHOTO】川崎の出場16選手&監督の採点・寸評。マルシーニョのドリブル突破からの決勝弾は圧巻。中盤では瀬古、橘田らも奮闘鬼木達監督は前日会見で「フロンターレとしてタイトルを目指すべき大会だと思うので、アウェーのジョホールで、難しいゲームになると思いますが、勝利を目指して全員で一丸となって頑張りたいです」と意気込みを語り、ジョホールに関しては「去年と多少の違いがありますが、力のあるチームだというのは間違いないと思っています。特に個々の力があるので、そこを警戒しなくてはいけないですし、ゲームの内容としては先制点が非常に重要になると感じます。そこで試合が大きく動くはずです」と話した。
またキャプテンの橘田健人は「自分たちはACLで優勝することを目標にやっているので、まず最初の予選が大事になると思います。勝てるようにやっていきたいです」と決意を口にした。
ジョホールには邦本宜裕が所属するが橘田は「もちろん知っている選手ですし、色んなクラブで活躍しているのを知っているので、力のある選手だと思っているので自由にさせないように自分のところで潰していきたいです」と話した。
リーグ戦では苦戦が続くが、アウェーの初戦で勢いに乗れるのか注目だ。
構成●サッカーダイジェスト編集部
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