エ軍に23歳ドラ1右腕が2Aから昇格と米報道 「1回1奪三振以上」「161キロ計測」に米記者注目

エ軍に23歳ドラ1右腕が2Aから昇格と米報道 「1回1奪三振以上」「161キロ計測」に米記者注目

  • THE ANSWER
  • 更新日:2023/05/26
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エンゼルスのサム・バックマン【写真:Getty Images】

エンゼルスが2Aから23歳右腕サム・バックマンを昇格と米報道

米大リーグ・エンゼルスは24日(日本時間25日)まで本拠地で行われたレッドソックス戦で3連勝。トータルの連勝を4に伸ばし、28勝23敗で貯金5とした。大谷翔平投手に4試合ぶりの12号ソロが生まれた一方で、25歳のミッキー・モニアック外野手など若手が好調。そんな中、投手陣にも23歳の元ドラ1右腕を2Aから昇格させたと米メディアが報じ、「リリーフが最適かもしれない」と注目している。

21日(同22日)のツインズ戦に、4-2と勝利してから始まったエンゼルスの4連勝。中でもモニアックは、今季初出場となった13日(同14日)のガーディアンズ戦で先頭打者アーチを含む3安打をマークしてから波に乗り、ここまで10試合に出場して本塁打4本、打率.419でチームを牽引している。また22歳のザック・ネト遊撃手も、持ち前の好守だけでなく最近は打撃も好調で、24日のレッドソックス戦では3号3ランを含む3安打で勝利に貢献した。

そうしたなかエンゼルスは、2021年ドラフト1巡目(全体9位)指名で入団した23歳右腕サム・バックマンを、傘下2Aロケットシティから“飛び級”で昇格させると、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が報じた。「なぜ、エンゼルスはサム・バックマンを昇格させたのか それが彼とチームに意味するもの」との見出しが打たれた記事では、エンゼルス番のサム・ブラム記者が分析している。

記事ではバックマンを「100マイル(約161キロ)を計測するような剛腕」と紹介。そして「彼のプロフィールは、特に短期的に見てリリーフが最適かもしれないと示している」と続けている。

1イニング当たり1奪三振以上「昨年に比べて劇的に改善されている」

また2Aでの投球内容にも触れられており、「26回1/3を投げて20四球」を出しているものの、これはサウザンリーグで試されているボールの違いによる影響と指摘。一方で「26回1/3を投げて15安打しか許していない。制球難にもかかわらず、彼は1イニング当たり1奪三振以上をマークしている。昨年に比べて劇的に改善されている」と見ており、MLBで通常のボールを投げる環境でのさらなる成長を期待したうえで、こう記した

「エンゼルスは信頼できるリリーフが必要だ。GMのペリー・ミナシアンは、その瞬間にチームの助けになると思えば、いつ、誰でも昇格させることは証明済みだ」

21日(同22日)にはジミー・ハーゲット、アンドリュー・ワンツ、ザク・ウェイスの3投手を3Aに降格させ、レイエス・モロンタ、ジェイコブ・ウェブを昇格、アーロン・ループをベンチ26人枠に入れるなど、投手陣の再編に着手しているエンゼルス。23歳のドラ1投手がリリーフ陣の救世主となるのか、今後のブルペンの動きに注目が集まる。

(THE ANSWER編集部)

THE ANSWER編集部

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