
文明の一角を守る長城保護員 中国河北省
【新華社石家荘9月19日】万里の長城は2千年の歴史と、2万キロの長さを誇り、中華民族の大切なシンボルの一つとなっている。2006年12月1日施行の長城保護条例で確立された長城保護員制度の下、長城沿線には現在、6千人余りの保護員がいる。
河北省は全国に先駆けて長城保護員制度を創設した。記者は15年以降、省内の長城沿いで10人余りの保護員の姿を撮影してきたが、彼らの多くは普通の農民で、30代のたくましい若者もいれば、還暦を過ぎた人もいる。彼らは長城保護の最前線でひたすら任務に励み、文明の一角を守り続けている。(記者/牟宇)