
甲府市で26日、太平洋戦争などの戦没者を悼む県下戦没者慰霊祭が開かれた。
甲府市で26日、太平洋戦争などの戦没者を悼む県下戦没者慰霊祭が開かれた。
式典では、参列者全員で黙とうを捧げた後、遺族の代表らが祭壇に献花して太平洋戦争などの戦没者2万5062柱の霊を慰めた。
県遺族会の藤巻進理事長は「ロシアのウクライナ侵攻など平和が脅かされている今こそ、我々のような遺族を出さないよう二度と戦争をしてはならない」と非戦を誓った。
県遺族会によると、年々遺族の高齢化が進んでいて、子どもや孫の世代などに引継ぎながら、慰霊と非戦の訴えを続けていくとしている。